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2017年4月16日 (日)

3270 中間技術でどうでしょう2

3269の続きです。さて、顔の見える「中間技術」とは、具体的にはどんなものになるのでしょうか。投稿者なりに提案してみたいと思います。このブログは、前日の晩か当日朝に、30分程かけて書いて投稿しているのですが、もちろんそんな短時間で、中間技術論に関して良いアイデアがポンと出る訳ではありませんが、少し頭を働かせてみます。

M.シューマッハの定義による中間技術は、先ずは小さな投資、具体的には個人事業主として投資出来る程度の設備から生み出せる製品やサービスと言うことですから、何らかの形で建屋があるとして、その中の設備としては、併せて数百万円相当の中古設備が数台置いてあるというイメージでしょうか。その中で、数人が働き、年間(低い方の)数千万円を売り上げると言ったビジネス規模になるでしょう。もちろん、最初から全国区を狙ったりしては「スモールビジネス」にはなりませんから、先ずは地元の市場を考えなくてはなりません。

ビジネスには、B to BB to Cが考えられますが、もちろん生み出す製品やサービスによって、前者に重点を置くのか、後者なのかは決めなければなりません。後者の場合は、顧客は個人と言うことなので、先ずは個人のニーズを把握する事から始めなければなりません。その地域には、どの様な人達が住んでいて、主に何を求めて、あるいは何に困っているのかを知る必要があります。マズローの欲求5段階を引くまでもなく、ニーズにも段階があって、特に顧客が困っている事を解決する製品やサービスには強いニーズがある筈です。例えば、北国では寒い冬季を乗り切るために、暖房や給湯のための光熱費が頭痛のタネになっています。しかし、それは年間を通じてのニーズではないため、単に暖房手段だけを提供しても、ニーズを充足する事は出来ません。年間を通じて必要な給湯の熱源とはなり得ないからです。

であれば、冬季は暖房と給湯に、中間期と夏季は給湯に使えて、しかも石油やガスやオール電化より光熱費が安く上がる熱源には強いニーズがある筈です。家庭用ですから、その熱源の大きさは限られてくるでしょうし、大きな設備も不要でしょう。売値で、1台100万円前後と想定すれば、それを年間数十台生産するラインは、それ程大きな規模とはならないでしょう。1週間に1台も出荷すれば十分だからです。電装関係は、基本的な機能さえ設計できれば、外注で簡単に調達できるでしょうから、後は本体構造を作るだけです。それすら、近くの鉄工所を使って製作できますので、社内には組立と調整及び出荷試験をする機能があれば十分でしょう。出荷数が増えれば、アフターサービスを充実させる必要がある事は言うまでもありません。続きます。

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