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2017年4月21日 (金)

3274 道徳ではなく倫理

最近時々道徳教育なるものが取り沙汰されることが多くなりました。国会でも取り上げられることも多いですが、たまたま質疑や答弁を聞いていて、片腹が痛くなるのは、投稿者だけではないでしょう。そもそも道徳とは人間の集団(社会とも言いますが)の中で、行動すべき社会規範の様なものをまとめた、「べし・べからず集」だと理解しています。最近の教科書は手に取ったことはありませんが、子供は親に孝行しなければならない、国民は国のために汗をかかなければならない、食べるなら、パンより和菓子を大事にしなければならない、などなどが書いてあるのでしょうか。

「政治家倫理さえ」わきまえていない先生方が、手を振り上げながら道徳教育を云々している国会風景の中継に接する時、片腹が痛みは最高潮になります。人は、社会の一員である前に、まずは人間でなければならないはずです。政治活動費やその他の出費を誤魔化しておいて、事務所や秘書の所為にするなどは朝飯前で、官僚に「忖度」させるために、強くニオワすなどは日常茶飯事でしょう。方法は簡単です。担当のお役所に、事務所から政治家の名前を出して、なぜ~をするのか(あるいは~をしないのか)といった「質問」をぶつければ良いだけです。たった、それだけで官僚の忖度が引き出せるのです。道徳教育を云々する前に、まずは自身の倫理観を深く反省すべきでしょう。

そもそも倫理とは、人として他の人とのあるべき関係を導くものであると理解していますが、人としての倫理観が薄い輩が、道徳教育を議論する姿が正視に耐えないのです。このブログは、批判を目的とはしてはいませんから、今回も「警鐘」に過ぎませんが、かなり大きな音で鐘を打たざるを得ないのです。道徳の前にまず倫理です。

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