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2017年4月22日 (土)

3275 引いて見る

カメラワークが得意な訳ではありませんが、目を引く写真はズームインとズームアウトを上手く利用して、主題を浮き上がらせているテクニックを使っていますが、これは世の中の動きを眺める際にも重要だと思っています。例えば、国会でKゴイケ事件が、さながらこれが国政の問題点の全てであるかの様に連日テレビ中継されましたが、鋭く切り込んだつもりの野党が、ブーメラン現象によって血を流したり、同じ趣旨の質問と答弁がダラダラと繰り返されるに至っては、茶番芝居にしか見えないのは、投稿者一人ではない筈です。

その時、一つの方法として、引いて眺める(ズームアウトする)のが好ましい姿勢でしょう。具体的には、長い国会の歴史を少し振り返ってみるのも良いでしょう。政治家の言動を官僚や企業が「忖度」するなどと言うことは日常茶飯事だった筈です。たった?5億円で、首相経験者が巣鴨に収監されたのは、そんなに遠い昔ではないでしょう。隠し政治資金として、政治家自身の懐に入れるためや票や資金集めのためのパーティ開催などで、表に出せないカネがどれだけ動いたかを考えれば、氷山の一角しか報道されない事を考えれば、想像の域を超えるでしょう。私たちは、日々の報道の派手さに惑わされず、冷めた、少し引いた目で事態を眺める必要があると思うのです。

引いた目で見る時、上に書いた様に時間を遡ってのロングスパンで眺める手法の他に、視点を変えてみるのも良い方法でしょう。政治をカネの視点から見る他にも、政治家の離合集散の様子を、椅子取りゲームの野心の視点から見るのも面白い視点になるでしょう。絶対多数を取っている様に見えるJ民党ですが、もし中道勢力が党を割り、M進の右より勢力と手を組めば、新たな党も組める筈です。それでなくとも、J民党だってかつての自由党と民主党の寄せ集め党だったではありませんか。引いてみて、別の角度から眺めて、今の社会や政治の流れを冷静に評価したいものです。もちろん、その結果「ではどうあるべきか」への提言を発信する事も怠ってはならないでしょう。このブログは、そのために書き続けています。

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