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2017年5月10日 (水)

3285 地球と自分の間

投稿者は、50代に差し掛かったある時期に「環境人間」を志しました。しかし、最近少し違和感を感じてしまう様にもなった気もしています。つまり、母なる地球があって、自分を取り巻く「環境」があるのですが、最近その環境の「巾」が気になりだしたのです。自分が認識できる環境の巾は、精々自分が日々活動する範囲か、時々旅行する際に車や列車から見える範囲内なのですが、地球環境と大上段に構えると、未だテレビで見たことさえない、世界の秘境や辺境も全て含まれる訳です。しかも、それは1万メートルを超える深海から、8千メートルの山々に留まらず、成層圏と呼ばれる数十㎞の大気圏の上端までも抱合するのです。

言葉だけで、「かけがえのない地球の環境を守りましょう」、「地球に優しい暮らしをしましょう」と呼びかけるのは簡単な話でしょう。しかし、では具体的に、何を、どの程度、いつまでに為すべきかを考え、決めて、それを実行に移すのは簡単な話ではありません。2030年までにGHGを3割減らし、2050年までに8割減らすことが出来たとしても、それは「焼け石に数滴の水」程度なのかも知れません。

どう考えても、私たちは今の生活スタイルを根本から変える必要があると思うのです。具体的には、高々10㎞に満たない通勤距離を、車で雨に濡れずに快適に移動する生活から、少し早起きして、雨の日には合羽を着て、自転車にまたがって通勤する生活スタイルへの移行するという訳です。車を10㎞転がすと2㎏強のCO2を出します、往復で4㎏、年間ではたぶん1トン以上に積み上がるでしょう。しかし、自転車通勤であれば8割減どころか10割削減が可能となります。

投稿者は、実際30年間のサラリーマン生活では、通勤距離はほぼ10㎞程度でしたが、ほとんどの期間を自転車通勤で通しました。走行した距離はたぶん地球を数回周回する距離になる筈です。そんな暮らしで得たものは、20代から殆ど変わらない体重と、人並み以上に強くなった心配機能、つまりは健康だと振り返っています。結果として、同じような距離の車通勤の人と比較すれば、数十トンのCO2を出さないで済んだ計算になるでしょう。

今後の暮らしでも、まずは自分で実行できる質素な生活を続けながら、出来れば水か空気か立木の様に静かに生きて行こうと思っています。自分と地球の間の比較的狭い環境を意識しながら・・・。

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