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2017年5月27日 (土)

3300 自然資本会計

あまり聞き慣れない言葉ではあります。正確な定義はさておき、投稿者が理解している範囲では、それは、企業活動が自然資本(水や空気や土地や動植物や地下資源など)に与える負荷や、依存度を評価しながら経営する事を指す、といったものになるでしょうか。具体的な経営手法は、「自然資本プロトコル」で規定される様ですが、もっと単純にその手法に近づける考え方もありそうです。

それは、「持続可能性」で評価する方法です。あるメーカーで現状の工程と、自然資本会計を考慮した工程を考えたとして、どちらが100年後の環境を考えた場合に、持続可能性が髙いかを比較してみれば良いのです。もちろん最善の方法も考えられるのでしょうが、取り敢えずは「比較法」でチェックして前に進めば良いのです。より自然資本の持続可能性の高い工程を選び取って改善を進めて行けば、自然に望ましい方向に近づく筈なのです。

もちろん会計ですから、自然資本の食い潰しが年々小さくなる様な棚卸と見直しは欠かせません。ですので、少なくとも棚卸の手法は確立しておく必要があるのは当然です。企業活動全体の棚卸が難しいのであれば、取り敢えずは自然資本への負荷が大きいと推定される、いくつかの指標に限定しても良いでしょう。製造業の場合は、意外にも調達している原材料の負荷が大きいのです。同様に、加工するためのエネルギーが、もし再生可能型エネルギーを使わない場合は、化石燃料を消費する訳で、自然資本の食い潰しが大きいでしょう。意外に見えにくいのは、物流に要する負荷でしょうか。不必要に冗長な物流ルートは、徒に環境負荷を増長させる事につながるものだからです。続きます。

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