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2017年5月28日 (日)

3301 自然資本会計2

自然資本会計と似ているものに「環境会計」と言う概念がありますが、両者は多分異なる分野の専門家が定義したのでしょうが、重なる部分が非常に多いと言えるでしょう。つまり、自然資本会計が、水や空気や動植物や地下資源といった自然資本の消費に着目しているのに比べ、環境会計は、自然資本の消費の結果、環境ファクターつまりは気象や自然環境の変化に着目しているという違いだけの様に思うのです。言い換えれば、原因としての資源の消費に着目するのか、あるいは結果としての環境現象に着目するのかの違いだと言えそうです。

もちろん、前者の方が原因に直接アクセスする考え方なので、望ましいとも言えるのですが、果たしてそれが適切かどうかはもう少し議論する必要がありそうです。投稿者の立場は、兎に角あらゆる資源の消費を、今すぐシュリンクさせる必要がある、と言うものです。自然資本(資源)は、その採掘や輸送、精製から流通・消費は勿論、その廃棄処理に至るまで、多大な環境負荷を発生させるものだからです。実例として、石油1リットルの消費は、2.3㎏程のCO2を発生しますが、その採掘から実際に燃やされるまでの過程では、たぶんその数倍のCO2負荷を発生させていると推定されます。

自然資本会計であっても、環境会計であっても、同じ行動を異なる側面で眺めているだけなので、どちらが正しく、どちらが間違っているという訳でもありませんが、必要なのは先ずは今日使う筈だった石油(ガソリン)1リットルを、どうにか工夫して節約する行動を始める事だと思うです。先ずは、屋根に太陽熱温水器を上げて、夕方風呂に入るために燃やす筈だった灯油やガスを節約するのも良いでしょうし、今日車で出かける筈だった用事を、明後日の別の用事のついでにまとめて済ます、といった日常の工夫を重ねて、資源を節約し環境負荷を下げるのです。学者先生は、確かに色々な定義をし、学問に仕立て上げる訳ですが、必要なのは「実際の行動」である事には変わりはないのです。

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