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2017年6月 2日 (金)

3305 最先端産業4

ついでなので、biomimiclycatalizerに加えもう一つくらい最先端産業のK/Wを考えておきましょう。それは、高いレベルの「持続可能性」だと言っておきましょう。完全な持続可能性とは、人が何か行動を起こしたり活動したりしても、環境のファクターを1ポイントも変えない事を意味します。例えば、人が呼吸すれば呼気の中のCO2は僅かに増加しますが、それは生き物の代謝なので、無視するとしましょう。しかし、車のエンジンを掛けるという行動は、それを運転する人の基礎代謝に比べ、何桁も多くのCO2やNOxや排熱や浮遊粉塵を排出するでしょう。

それに比べて、自転車を転がす場合は、呼吸が少し荒くなるくらいで、環境に与える負荷は無視できるでしょう。つまり、上記のK/Wの観点では、自転車産業こそ最先端だとも言えるのです。事実、自転車は1800年代初頭に発明されて以来、着実にその技術レベルを上げ続け、競輪やロードレースで使われるレベルの自転車には、現在でも最高峰の技術が注ぎ込まれてもいるではありませんか。そのレベルは優に航空機に使われる技術をを凌駕している筈なのです。人間が持続的に出力できる小さな馬力を、最大限に活用するためには、日常使われる自転車には、もっともっと、最先端の技術を盛り込む必然性あるし、その余地も残っているのです。

つまり、持続可能性と言うK/Wを持ち込む事によって、従来型のありふれた産業を、最先端に持ち上げる可能性が開けると言うことにもなるでしょう。投稿者としては、製鉄産業、工作機械産業、車産業、造船、建設業、流通業、農林業からサービス業に至るまで、もう一度このK/Wを視点に据えてチェックしてみれば、新たな展開も見えてくると確信しているのです。一旦この表題の稿を終えます。

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