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2017年7月12日 (水)

3325 異常高温

ここ秋田でも、内陸部では酷暑日が数日続いています。最低、最高気温ともに平年に比べても6-7℃高いという状態はやはり「異常高温」でしょう。確かに、天気は良いのですが、日射だけでこの高温は説明できないでしょう。何故なら、日射が一番強いこの時期には、その強い日射で気温はグングン上がるでしょう。しかし、日が暮れてしまうと気温は速やかに下がる筈なのです。晴天の日には、最高・最低の気温差が10℃くらい開くのが普通なのですが、明け方でも25℃以上のいわゆる「熱帯夜」なのですから話になりません。

その原因としては、確かに梅雨前線が南の湿った暖かい空気(湿舌)を引き込んでいるのは間違いないでしょう。その上で、集中豪雨はいわば水蒸気の凝縮であり、発熱現象であることを忘れてはならないでしょう。暖かく湿った空気から雨が絞り出されると、気温は当然の事ながら上がるのです。異常な高温の原因の一つは、異常な降雨にもあると思うのです。しかし、このことだけで異常高温が全て説明できる訳ではないでしょう。

他の要因として投稿者が疑っているのは、大気中のエアロゾルです。エアロゾルは、例えば海面の波立ちによる塩分を含んだミストによっても生じますし、PM2.5あるいはそれ以下の微粒子が核になってできるものもかなりの割合になるのではないか、と疑っているわけです。その微粒子の供給源には事欠かないでしょう。お隣の大国であるC国の発電所や車などで燃やす石油や石炭から大量の粉塵や硫黄酸化物などが、日夜大気に供給され続けているからです。それらが核となってエアロゾルが生まれる訳ですが、それらが大気中の水蒸気と温暖化効果ガスと相俟って、地球に熱の蓋をしてしまうと言うストーリです。その結果、日射で地表に入った熱は、夜間にも宇宙への放射が弱くなり、熱が蓄積する事につながると考えています。二酸化炭素やメタンガスなどのGHGも右肩上がりで蓄積していますので、どう考えても異常高温は、今後も持続すると考えて、異常が通常になるとの前提で、「適応策」を考えていくしかないのでしょう。残念ながら。

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