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2017年9月 3日 (日)

3336 田舎の暮らし2

田舎で暮らす幸せの第一は、緑に囲まれているという点でしょうか。森から生れ、森に依存して暮らしていたご先祖様を想う時、私たちは緑から離れては幸せには暮らせないのだと思っています。鉄骨とコンクリートで作られ、アスファルトで覆われた地面しかない都会でも、公園や街路樹などのささやかな緑で、癒される人もいるのでしょうが、大切なのは緑に囲まれ、緑の風を呼吸するという感覚なのです。山に分け入って、木々や草の「いきれ」を呼吸する時、あるいは飛び回る虫たちや時には動物の臭いなどを感ずる時、自分も森の民であった事を実感できるのです。

時々、仕事で都会に数日滞在する事がありますが、たいていは23日でギブアップ状態になります。人混みに疲れるのもありますが、何より「緑の空気」が吸えない事による「呼吸困難」を感じてしまうのです。一面の田んぼに隣接する場所に土地を求め、家を建てた投稿者ですが、実は欲を言えばもっと里山の裾で、木々に囲まれた場所が理想だったのです。裏の里山で、山の手入れをしながら薪を採集し、それを熱源とするのを一つの理想としていたのですが、連れ合いの理解が得られずやむなく断念・・・。

とは言いながら、家の東側の窓からは、手前に田んぼ、川を挟んで向こう岸には里山の連なりが見える、自宅の立地には十分満足しています。目の前には、時々面倒くさそうに草刈りをして手間の掛からない蕎麦を植えている明らかに農家専業でない人が来ますが、もう少し仕事が落ち着いたら(つまりは暇になったら)是非ここを借り受けて、ささやかな自給農業を試みるつもりです。土を耕して、食糧を得ると言うのが、森を出て暮らし始めた人類の基本の姿だと思うからです。FBでコメ作りをしている何人かの知人の投稿を目にしますが、農業は、まさにお天道様(天気)頼みである事がしみじみ伝わってきます。日本の津々浦々にある神社や、里から眺めて東の方向(太陽の上る方向)の山々に、祠が作られ、あるいは田畑の水源となる川や山間の池に水神様を祀り、人々の信仰を集めてきた所以です。田舎の暮らしは、そんな神々に近い暮らしでもあります。

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