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2017年9月 5日 (火)

3338 ものの価値

時々、ものの価値について考えます。本来ものの価値は、個々人の価値観によって異なる筈のものなのでしょうが、近年はお金(通貨)を物差しと考える人が大多数だと想像しています。つまり、ソレやアレを諭吉さん何人分に相当するのか、と考えてしまうのです。食べ物で言えば、野菜や果物1個が、何円で売られているのか、それは例年に比べて安いのか高いのか、同じモノを他の店ではどれだけ高く(安く)売っているのか、などに拘る訳です。

野菜や果物は、旬になると豊富に出回り、値段は当然のことながら割安になる事でしょう。しかし、旬を外れた時期や、本来ある筈の無い季節にそれらを手に入れようとすると、たぶん旬の時期の何倍にも高騰する事でしょう。旬を外れて野菜や果物を市場に出そうとすれば、当然のことながらハウス栽培の様に、人工環境でそれを栽培する必然性があります。つまりは、それらはエネルギーの塊でもある訳です。しかも、産地は集中する傾向にあるため、市場に向けて輸送のためのエネルギーもばかにはなりません。

ものは、欲しい人にとっては高く売りつけられる傾向にありますし、一方で供給が多く市場で余り気味のものは値崩れするでしょう。しかし、例えば安い時に手に入れてストックするとしたらどうでしょう。例えば、野菜や果物であれば瓶詰やジャムにしてストックしてあれば、年中安いコストで食べる事ができるでしょう。日本の住宅では、坪単価が高いので、いわゆる「ストックルーム」は割愛される傾向にあります。同様に、肉や魚だって大型の「冷凍庫」や「燻製」という手段を使えば、安いタイミングでまとめ買いも出来る筈です。

結局、この国で高いものを買わされる原因は、年中トマトや気に入った野菜を食べようとする食習慣にあるのです。旬の食べ物を入手し、複数の保存方法(乾燥、瓶詰、冷凍、燻製などなど)で保存しておけば、食費は安く上がるでしょうし、災害にだって強くなる筈です。つまり、保存のための一手間さえ惜しまず、保存食のためのスペースさえ確保する努力をすれば、安いものの価値を高める事も容易なのです。近年、「手間惜しみの銭失い」が多くなった所以です。

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