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2017年11月16日 (木)

3367 系統連携問題2

系統連系の問題を、デマンド側から考えてみます。現代の消費者は、自分は神様だと信じ込み、すっかり無精でワガママになってしまった様なのです。食べ物や商品の在庫は、切れていないのが当たり前で、同様に商用電力も停電が無く、何時でも好きなだけ使える事が当たり前だと考えている筈です。自分でそう言っておいて、さて自分が停電に遭遇したのは一体何時の事だったか、実は思い出せません。何時か、変電所に落雷した時だった様な気もしますが、やはり思い出せないのです。そういう、均質でユニバーサルなサービスを、そのインフラの整備も含めて全国津々浦々まで普及させた電力会社は、地域独占というお墨付きが与えられていたとはいえ、大したものなのでしょう。

しかし、電力を消費する側(デマンド側)として考えなればならない事はいくつかあると思うのです。発電所の容量や送電網の容量は、ある時点のピーク電力(たぶん真夏の午後2時過ぎと想像)を基準として設定されるものでしょう。それに対して発電量としては、10%弱の余裕を持たなければ、電圧が安定的に保てない筈です。送電線ネットワークにはもっと大きな余裕がある事でしょう。電力会社間の電力融通があるからです。投稿者が住む地域では、聞きかじったところによると、実際に送電網に流れているのは、容量の2割程度の様なのです。

いずれにしても、需要家の基本料金は、ピーク電力を元に算定され、その量が多い程ペナルティ的に高く設定されている筈です。

消費者としていの一番考えてみなければならないのは、デマンドの抑制でしょう。一般家庭でも、企業でも、電力ピークは月曜日の朝一番か、暑い盛りの晴天の午後に生じている事でしょう。もし、このピークを2-3割減らす事ができさえすれば、間違いなく発電所の規模も2-3割縮小できる勘定になります。デマンドを抑え込むためには、結構な知恵と工夫と努力が要る事は間違いないでしょう。先ず、負荷を支配している機器(家庭では家電)を特定し、その運転要否を厳密に管理する必要があるでしょう。その上で、各時点の電力値を把握し、自分が決めた上限値を超えそうな場合は、優先順位の低い機器から停止する努力が不可欠なのです。これをデマンドコントロールと呼びますが、出来ればスマートな機器を使って自動的に行いたいところです。更に続きます。

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