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2017年12月13日 (水)

3372 何故今更月面プロジェクト

B国の月面着陸プロジェクトが再起動する様です。民間でも、月面に小型探査車を送り込み、500mだか走らせるレースが動いていますが、投稿者としてはその目的が見えないのです。一番乗り競争であれば、既にアポロ計画で決着がついている訳ですし、小型探査車であれば火星への送り込みが完結している訳です。その意味で、いわゆる宇宙ビジネスが何を狙っているのか、さっぱり理解できないのです。

たぶんB国あたりは、月面利用で先んじて、軍事的な優位を確保したいのかも知れませんが、それなら無人の高高度の宇宙ステーションで十分目的は達せられるでしょうし、今更人を月面に送り込む意味は無さそうです。民間の、月面車レースにしても、軽量で高性能のラジコン車が出来たとして、ではそれが世の中のどんな課題や問題を解決できそうなのか、誰も説明してくれそうもないのです。有人月面探査にしても、重さ数キロの月面探査車を月に送り込むにしても、多額の費用と人材の他に、多量のエネルギーや最先端の材料や技術が必要となる筈です。しかし、その投資と、結果得られる成果とは、釣り合うとは全く思えないのです。

そんなお金やリソースを注ぎ込むくらいなら、地上には解決しなければならない課題が山積していると、何故リーダーは思わないのでしょうか。例えば、原発から日々生み出され、Fクシマにも多量に生まれてしまった、放射性廃棄物を無害化する技術の開発は、月面探査などに比べれば、何段階も優先順位が高い筈です。温暖化にブレーキを掛ける主役になる筈の、再生可能エネルギーの開発だって、同じ程度に髙いプライオリティ―を持っているでしょう。

投稿者の目から見れば、月面探査にしても、殆どトンネルの中だけを走るリニア新幹線にしても、壮大な「ムダ」にしか映らないのです。いずれも、国の威信は高められるかも知れませんが、成果はそこに留まるでしょう。そんな、カネや人材やエネルギーが使えるなら、もっともっと優先順位の高い、地上の問題解決に振り向けるべきなのです。

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