« 3380 目標7 手ごろな価格のクリーン・エネルギーの普及 | トップページ | 3382 目標9 産業と技術革新の基盤をつくること »

2017年12月30日 (土)

3381 目標8 ディーセント・ワークと経済成長を両立させる

ディーセント・ワーク(Decent work)も日本語になりにくい英語言葉の一つでしょう。敢えて置き替えれば「生業」なのでしょうが、その前に「働き甲斐のある」という形容詞が必要でしょう。つまり、その日の糧を得るための単なる労働ではなく、働くことが、ささやかでも他の人や社会の役に立ち、働き甲斐を感じられるという点が重要なのだと思います。

もちろん、日々のルーチンワーク(仕事)が、そのままディーセント・ワークになっているのが理想ですが、多くの場合は残念ながら、(投稿者が若かった事を思い起こせば)仕事は「メシのタネ」と割り切って働いている人が多いのではないかと勝手に想像しています。そうであるならば、そのメシのタネである仕事を、可能な範囲内で生き甲斐を感じられる様に軌道修正していくと同時に、余暇を少しだけでも世の中の役に立つ行動(一般にボランティア活動と呼ばれます)を起こすとか、それも面倒だと言うなら、ささやかに買い物の釣り銭(ばら銭)だけでも良いので恵まれない人達のために寄付し続けるとか、何らかの行動を起こす事によって、ディーセント・ワークに近づける可能性が髙くなると思うのです。

しかし、果たしてそれが経済成長につながるかと問われれば、かなり大きな?マークが付くでしょう。というのも、例えばボランティア活動とそれに対する金銭的な見返りとは、必ずしも相容れない部分が多いからです。お金が発生しない活動は、基本的には「経済」の枠からははみ出る事は致し方ないのです。従って、ボランティア活動がどれほど拡大しても、どの経済学者も政府も経済成長とはカウントしてくれないのです。しかし、よくよく考えてみれば、例えばあるボランティア活動が為されなかったと仮定した場合、それは例えば行政が税金を注ぎ込んで、それを代行しなければならなかった筈なのです。ボランティア活動の結果、使われる税金が減ったのなら、それは別の社会的活動のためのお金として生化されてくると思うのです。

という訳で、結果として見れば、それはさながら経済活動が活発になって、税収が増えたと同じ効果を生み出すでしょう。ディーセント・ワークが経済成長を両立させるという道は、工夫さえすれば、十分実現可能だ、と投稿者は信じたいのです。

|

« 3380 目標7 手ごろな価格のクリーン・エネルギーの普及 | トップページ | 3382 目標9 産業と技術革新の基盤をつくること »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 3381 目標8 ディーセント・ワークと経済成長を両立させる:

« 3380 目標7 手ごろな価格のクリーン・エネルギーの普及 | トップページ | 3382 目標9 産業と技術革新の基盤をつくること »