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2018年1月 5日 (金)

3385 目標12 責任ある消費と生産

この表題で思い当るのは、例えば「グリーン購入」です。どうせ買うなら、環境負荷の小さな製品なり商品を買う、という行動を指します。では、いったい誰が誰に責任を持つかですが、それは「人間」が、「地球環境の持続可能性」に対して感ずるべき責任の事であるのは自明でしょう。逆説的ですが、残念ながら特に20世紀を通じて、私たちはその「責任」に鈍感に暮らしてきました。そのツケが、真綿の様に徐々に私たちの首を絞め付けつつあるのは間違いのないところです。それは、単に気候変動(温暖化や気象の過激化や砂漠化)のみならず、焼き畑農業による森林破壊などにおいても、その破壊のスピードに鈍化がみられません。それは、21世紀末までも増え続けると予測されている「人口圧」と、途上国に住む人々が、より物質的に豊かな生活を送りたいという強い願望の掛け算の結果であるのは間違いないでしょう。

責任ある消費と生産とは、結局「足るを知る」という言葉に集約される様に思うのです。人は欲深いので、どうせ手に入れるなら、それが余ると分かっていても出来るだけ多くのモノを手に入れよう行動します。それが、豊かな国にカウントされるこの国でも、廃棄食糧の割合を押し上げているのでしょう。足るを知るとは、どういう行動なのか考えてみると、先ずは食べ物で言えば、一度に食べきれるだけの量の食糧を買い、調理すると言う行動でしょうか。そのためには、材料をしっかり計量する事も必要かも知れません。エネルギーに関して言えば、お湯を沸かす際に、先ずカップに水を入れ、それをヤカンに移して沸かせば、最小限のエネルギーでお茶にありつけるでしょう。企業においても、在庫や造り貯めを最小限に抑えれば、物質消費やエネルギーの消費も最小限に抑えられるでしょう。

食べ物に関して一般的に言えば、先進国では食べ過ぎによる肥満が問題になっています。それは、お腹も減っていないのに、三度(かそれ以上)の回数の食事をしてしまうからでもあります。必要な量(と質)の食べ物をお腹がすいたタイミングで摂っていれば、生活習慣病と言われる病の大きな部分を無くせる筈なのです。同様に、エネルギーだって必要な量を吟味して、大切に使えば、エネルギー使用量の3割減だって、難しい数字ではないのです。生産者も、消費者も、鼓動を起こす前に、改めて「持続可能性に対する責任」を思い起こすべきだと言っておきます。

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