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2018年1月 6日 (土)

3386 目標13 気候変動に具体的な対策を取ること

実はこれが17個の目標の中で、対策の実現が一番困難なものかも知れません。何しろ、問題が目には見えにくい上に、国境をまたいで地球規模で広がっている事と、この問題が世代を超えて長い時間を掛けて顕在化した、複雑な気候変動(例えば温暖化現象や気象の激烈化など)に関する問題であるからでもあります。しかも、化石燃料という「戦略物質」でもあり、全ての産業や社会セクターとも利害が絡むモノや、人間社会の格差問題等も抱合してもいるのです。まさに、この問題は「固く絡み合った乱麻」であるとも言えるでしょう。

その乱麻を解きほぐしたいのであれば、例えばヨーロッパでの実験の様に、地球規模で一枚岩の経済圏を作って、その中で利害を調整するしかないのでしょうが、残念ながら国々には資源の偏在、人口の密集度、産業力や経済力の格差などがあり、経済統合のためには、先ずは国と国との間のレベル調整や向かうべき社会の方向合せが必要でしょう。これは、多くの文明が生まれても、いずれの文明でも成功できなかった難題でもあり、その解決方法については糸口さえも未だに見つかっていないのです。それどころか、国々のレベル差はますます拡大している様にさえ見えます。従って、単一の経済圏を作って国々の利害を調整しつつ、気候変動を抑え込むという対策は、現段階では見果てぬ夢に過ぎない言うしかなさそうです。

そこで、京都議定書やパリ協定の様な国際間の枠組みで、各国のレベルに合わせて「それなりに努力する」といった程度の努力で、お茶を濁している状況に留まっているのです。しかし、考えてみれば、国々の利害を調整するよりは、国々にあって、個々人が環境保全に向けての活動を始め、その様な人々(投稿者の様な環境人間)を増やしていく方が、近道であるのかも知れません。それには、○○ファーストという国や個々人の「エゴ」を捨て、地球環境の保全に寄り沿うと言うココロを育む「環境教育」しかないのではいかと思っています。

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