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2018年1月22日 (月)

3394 寒波

寒波はよくクリスマス寒波、年末寒波、立春寒波などと、時期に応じて呼ばれたりもします。今度の寒波は、しかしいわゆる「大寒」の時期に重なっているので、それが来襲したからといって驚いたり、パニックに陥ったりするのは筋違いでしょう。冬場には、北極海に冷たい空気の寒気団が居座るのは、まさに自然な現象だからです。むしろ、異常であるのはその寒気団が、丸い形ではなく、歪なタコ足形状をする事が多くなった事でしょう。冬場は太陽光が全く差さない北極圏に、寒気が溜まるのはごく自然なのですが、何らかの原因でそれが歪な形になってしまう事が異常であり、その原因を考えてみるべきなのです。

一冬に強力な寒波が、何度か来たからと言って、温暖化に歯止めが掛かった訳ではないのは明らかです。むしろ、寒気団がタコ足形状になっていて、その足の間は極端に温暖化してしまっていると表現した方が適切だと思うのです。先週も、1月だというのにまるで3月の様なポカポカ陽気の日が続き、人々がすっかり春気分になっている状況での「普通のやや強い寒波」来襲ですので、数年ぶりの「大寒波」などと騒ぎ立てる事態になっている訳です。

北極気団は、近年は上に述べた様にタコ足型になり易い傾向にありますが、そのタコ足は上から見ると徐々に回転していますので、上手く予想すればかなり前もって寒波(或いはその間の温波?)の来襲は、前もって知る事も可能なのです。現状の気象予報は、精々1週間先の寒波を知らせるだけですが、これを1か月予報を織り交ぜて予報してやれば、社会の混乱は最小限に抑える事も可能でしょう。

さて、今回の寒波です。今回の寒波も、タコ足寒波である事には変わりはないので、それが冬中続く訳ではないわけで、精々1週間以内にピークは通過する筈です。子供の頃を思い起こせば、「本物の寒波」が来た冬には、何度も豪雪に襲われ、除雪が道路に厚く積もった雪の上を学校に通った記憶があります。それに比べれば、最近の寒波などは可愛いもので、ピークを越せば、積雪量もドンドン目減りしてしまうでしょう。やはり全体的に眺めれば、温暖化は着実に進んでいるのです。

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