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2018年1月24日 (水)

3395 ディーセントワーク

SDGsの17の目標の中にも取り上げられているディーセントワークを改めて取り上げます。ディーセントワークとは、3381にも述べた様に、「働き甲斐のある生業」とでも訳すべきなのでしょうが、多くの人々は、夫々にとって、仕事は飯のタネとなる(代価を受け取るための義務としての)仕事であり、それ以外の何物でもないと主張するかも知れません。しかし、もし心底そう思って働いている人々が大多数であるとしたら、それ程不幸な事態はないとも思うのです。

つまり、どうせ同じ仕事をするのであれば、その仕事が限られた人々ではあっても、社会の中の誰かの助けになり、感謝されるものであれば、どれほど「働き甲斐」が生まれる事でしょう。どんな仕事であれ、その代価として受け取るサラリーは、最低限家族の生活を支え、家族には感謝されてはいるでしょう。しかし、仕事の枠を少し広げるだけで、同じ仕事をこなしていても、より多くの人から感謝され、より強く働き甲斐を感ずる事は可能なのです。

例えば、道路工事で片側車線で交互通行をしている場所を通過する事がよくありますが、その際単に旗だけで車を止めるのはなく、同時に「お急ぎのところ、交互通行へのご協力感謝いたします」などと書かれた看板を掲げてあれば、ドライバーも気持ちよく時間待ちが出来るでしょう。客商売であれば、モノやサービスと一緒に無料の「笑顔を売る」のも同じような行動でしょう。

それらの行動をよくよく考えてみれば、それは関係した相手への「感謝」に裏付けられたものである事が分かります。働いている全ての人々が、その労働の代価を受け取る事ができるのは、その仕事に関わっている全ての人々の「お蔭」であると意識を切り替えることさえできれば、世の中は感謝で溢れかえる事でしょう。感謝は、邪魔にならないどころか、相手を幸福にさせ、感謝する側には「働き甲斐」をもたらす魔法でもあると思うのです。感謝の出来る仕事が、つまりはディーセントワークでもあると思う所以です。

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