« 3396 ネット通貨 | トップページ | 3398 RJの行方 »

2018年1月27日 (土)

3397 ネット通貨2

3396でネット通貨を取り上げたのはタイミングとしては偶然なのですか、奇しくも昨日に「ネット銀行強盗」が起こった様です。電子マネーやネット通貨は、サイバー空間上の口座にある数字(デジット)に過ぎませんから、何重にもなっている筈の鍵が破られると、それこそアッと言う間に強盗が成立してしまう訳です。普通の銀行などで金庫が破られて、札束や金(ゴールド)や貴金属が奪われた場合、形のあるモノが奪われて移動するのですが、サイバー犯罪の場合は、良くて鍵破りの痕跡がログとして残るだけで、奪われた数字がこれまた瞬時に別の複数の口座に、何段階にも亘ってばら撒かれた場合、いわゆる(ネット)通貨ロンダリングもアッと言う間に成立してしまうと想像しています。

現金や、現金代わりの電子マネーは、それなりに価値が裏付けられてはいますが、ネット通貨は投資(や投機)対象ではあっても、日常的に決済する通貨としては明らかに「不適」なのです。今回のデジットの紛失が、どの様に保証されるのか素人には知る由もありませんが、少なくとも投機目的でデジットを保有していた人たちには、何らかの「お灸」が据えられて然るべきでしょう。

ここでの結論としては、便利なものは、受けられる便益と引き換えに、それなりのリスクを覚悟しなければならないという点です。これは、何も通貨に限った話ではなく、例えばスマホやAIスピーカや自動運転車、あるいは空飛ぶ車などの便利商品も、事情は全く同じでしょう。成りすましやシステム異常などを考えれば、犯罪や重大事故の温床になり得る筈なのです。今日は短く。

|

« 3396 ネット通貨 | トップページ | 3398 RJの行方 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 3397 ネット通貨2:

« 3396 ネット通貨 | トップページ | 3398 RJの行方 »