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2018年2月22日 (木)

3403 野菜メーカー?

いわゆる「家電メーカー」などが、異業種とも言える例えば「野菜工場分野」へ進出する動きが加速している様です。昔の事を思いだせば、鉄が売れなくなった時代に、製鉄屋さんが養豚業などの異分野に手を染めた事などが頭に浮かびます。残念ながら投稿者は、それが正しい戦略なのか否かについて議論できる程「ビジネス」を熟知している訳ではありませんので、単なる感想に留めますが、やはりメーカーとしては、消費者のニーズに寄り沿わなければならないのだ、との思いが強くなります。しかも、そのニーズは根強く、基本的なものを重視しなければならないという事です。

確かに家電は、便利で快適な生活を演出するものではありましたが、ある家電が無かったと仮定しても、生活に大きな支障は出ないでしょう。炊飯器が無くとも、土鍋でもっと美味しくコメを焚くことは出来るでしょうし、エアコンが無くとも石油ストーブやコタツでも寒さはしのげる訳です。しかし、食欲だけは電化製品だけでは満たす事は出来ません。現代のどんな科学技術を駆使したとしても、人間が、水と炭酸ガスと太陽光だけで食糧を合成する芸当は出来ません。食糧生産は、植物にしか出来ない芸当である事実は受け止めなければならないのです。あらゆる動物は、その植物の生産物に依存して生きている訳です。

だからこそ、メーカーは仕方なく、植物(今は葉物野菜程度ですが)が成長しやすい環境を、つまりは電気を使って実現する「電化畑」という仕組み作りにまい進しているのでしょうか。結局、電気仕掛けのカラクリ(Gadget)には限界があり、私たちは自然の摂理の理解に努め、必要かつ最小限のニーズに向かい合う必要があるのだと、投稿者としては改めて認識を強くしている次第です。野菜は、無菌化された野菜工場で育てるべきではなく、一握りの土の中に数えきれない程蠢く土壌菌群の中で、逞しく育てるべきだと思うのです。野菜工場で出来るのは、無菌化された「まがい物の野菜」に過ぎないでしょう。何故なら、植物は土壌(の土壌菌や微量元素)と共に生き延びて進化してきた存在だからです。

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