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2018年4月 9日 (月)

3419 着地点

これは多分愚痴になるでしょう。今から10年ほど前、このブログのごく初期の頃、今の(石油)文明を飛行機に喩えて、飛び立った飛行機は有限の燃料の続く限りは飛び続けられるが、最終的には着陸しなければならない、と書いた様に記憶しています。これは、投稿者が若い頃読んだ、ローマクラブの「成長の限界」に影響を受け続けている投稿者の憂慮を表したものでした。あれから10年を経過して、その憂慮(心配)はますます強まっていると振り返っています。

心配の最たる点は、この国のマツリゴトを行っているリーダー達の劣化です。リーダー達とは決して政治家だけを指すのではありません。高度成長期においては、政治のトップに誰が座るかなどあまり問題ではなく、力のある官僚がしっかりした計画を立て、政治家(屋)はそれに乗っかってさも舵を取っている様な風を装えば国は前に進んでいたのです。この時期の計画は楽でした、世銀から借金をしてでもインフラ投資を行い、民間には利子補給をしながら経済を鼓舞し、景気の良さを煽り立てれば、団塊の世代がこの波に乗ってサーフィンをしていた時代だったからです。然るに、今の体たらくです。政治家は、国会の場を使って、さながら小競り合いの如き「何とか問題」での責任のなすり合いを繰り返し、官僚は尻尾を出さない様に(良い天下り先を得るために)保身に汲々とする、嘆かわしい時代になってしまった様なのです。

難しいのは、入口政策ではなく、出口政策である事は論を待ちません。何本だかの矢を放ったとしても、そのストーリーの完結編を書かない事には、やりっ放しの無責任の誹りは免れないでしょう。結局この国の最大の心配事は、少子高齢化の人口減少社会となっての、社会の着地点が全く見えない点なのです。リニア新幹線が開通しても、国民全体の幸福度を上げるとはとても思えませんし、観光客が4千万人来訪したとてもそれは同じでしょう。マツリゴトのリーダー達(ここでは高級官僚を指します)は、それぞれの分野において、国家百年の計を示し、それに向かってのステップとしての中短期計画を引いて貰いたいのです。政治屋は別として、政治家には単年度の予算の使いみち、ましてや「何とか問題」に徒に1日何億だか掛かる国会の時間を費やすのではなく、もっと国の行く末についての議論を深めて貰いたいのです。投稿者としては出来れば、「着地点国会」を開いて貰いたいくらいなのです。たぶん、そんな望みもこのブログの「独り言(愚痴)」に終わるのでしょうが・・・。

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