« 3453 休題(同根) | トップページ | 3455 休題(見ない事に) »

2018年6月 4日 (月)

3454 休題(戦後民主主義)

3452の続きの様なものです。この国の政治スタイルである民主主義は、戦後民主主義あるいは「民主主義もどき」と呼ぶべきで、他国の民主主義とは一線を画するものであると言うしかありません。何より、政治に民意が反映されにくいシステムであると同時に、民意を表明する国民が少な過ぎる、即ちいずれの選挙結果を眺めても投票率が余りにも低いという際だった特徴があります。たった3割しか支持率を集めていない政党が、議席の2/3を獲得してしまうという選挙制度も問題ではありますが、支持する政党なし層が半分近くを占めているという事態もかなり異常でしょう。

それは、今の政治システムが、戦後の占領軍(=B国)によって「与えられた民主主義」に基づくものであり、その後も大きな見直しされる事無しに、シームレスに(つまりは無意識に)現在まで引き継がれており、しかも誰もそれを問題として糾弾しようとしない風潮が支配的だったからでしょう。つまり、外交はB国任せ、政治は政治、市民の生活は生活として、割り切って考えるという風潮が完全に定着してしまった様なのです。

それで何が問題かですが、例えばこの国でリーダーの所業が気に食わないとしても、国民には直接働きかける手段は持たされていないのです。国民は、議員を選ぶ権利はありますが、議員は政党という名のグループを作り、その中の最大グループが政治を牛耳る事になります。しかも、自分の考えにやや近い支持政党があったとしても、現在の選挙制度では、3割の支持率しかない政党でも、2/3の議席を獲得出来てしまうのです。少なくとも、国民が支持割合に近い数字で、各政党の議席が揃わない事には、より正しかろうマツリゴトには近づかない筈です。

私たちは、もっと政治に関心を持ち、戦後民主主義の欠陥を正すべく行動を起こさなければならないでしょう。もっとも悪い行動は政治に対する「無関心」である事は自明です。

|

« 3453 休題(同根) | トップページ | 3455 休題(見ない事に) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/185422/66792874

この記事へのトラックバック一覧です: 3454 休題(戦後民主主義):

« 3453 休題(同根) | トップページ | 3455 休題(見ない事に) »