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2018年6月13日 (水)

3459 地域(方)創生???

3458の続きです。屁理屈の様なものですが、「地域(方)創生」などとお役人言葉でわざわざ唱えなくとも、地方は都会なんかよりずっと古くから人が住んでいて、営みを続けてきた場所である事は間違いないでしょう。農林水産業を中心にして、決して豊かではなくともしっかりとした社会基盤を築いていた筈なのです。しかし、高度成長期に都市が、つまりは新しい産業が、農家の跡取り以外の若者をドンドン吸い取り、それでも足りずについにはその跡取りさえも吸い上げてしまったのでした。

しかし、少子・高齢化の加速もあり、もはや高度成長が止まってしまった都会に残ったのは、街に溢れる人々と、せせこましいしくバカ高い住宅事情と、長い通勤時間と、朝夕に限らない常に人にぶつからないでは歩けない人混みと、緑が無く照り返しがひどい夏場の気候と、人工的に手を加えた加工食品しか手に入らない食生活と、出会いが多い筈なのに実は独身や少子化が田舎よりひどい社会と、信号が無いだけでノロノロしか動けない高速道路と、地震の時には「破片落下地獄」となる筈のガラス張りの高層ビル群と、何処に行っても外国人だらけの街などなどでした。

地域創生などという訳の分からない「行政用語」はすぐにでも止めにして、必要な行動や政策はと言えば、スカスカになってしまった地方への「人の再移動」しかない筈なのです。既にあてがわれつつある地域創生予算で、地方に移住しようとする独身者やカップルや家族には、十分な助走資金が準備出来るでしょう。田舎では、住宅なんぞは、掃いて捨てる程有り余っています。少し手を加えれば、骨組みがしっかりしている古い住宅などは、この先もまだ長く住めるでしょう。そのリフォームの際には、大工や左官や配管や電気など多様な職人が必要ですから、間違いなく雇用も増える筈です。地域を活性化させ、飽和してしまった都市に余裕を取り戻すに必要な政策はたった一つ、人口の地方移動の誘導しかないでしょう。

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