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2018年7月 6日 (金)

3473 体感温度の表示

平均気温や最高気温が、各地で上昇しつつあるのは統計的に眺めても間違いなさそうです。気温とは、温度計(厳密には温度計測器内の熱電対の起電力)の指示値ですが、それとは別に体感温度という指標もあります。体感温度に関連するファクターとしては、気温、湿度、輻射温度(放射温度計=サーモグラフィ―の指示値)、風速等ですが、それらを複合的に「体」が感じている暖かさ、寒さ、快・不快の程度を示す指標であると言えるでしょう。

さて、その体感温度ですが、暖かい(暑い)と感ずる場合、湿度と輻射温度が高まると累乗的に暑く感ずる様なのです。つまり、暑い日に湿度が高く、かつ直接に太陽光が、或いは間接的に全空からの放射が強まると、体は耐えられない暑さを感じてしまうのです。気温が25℃以下に下がる夜間でも、建物の壁が日中の日射で「焼けていると」寝ている間も体感温度は、25℃相当をかなり超えているおそれがあるのです。夜間の気温が下がって25℃を下回り、熱帯夜が回避出来たとしても、時に寝ているお年寄りが熱中症で亡くなる事がある所以です。

その意味で、近年の気候を概観してみると、体感温度を上げる湿度と、乱反射を起こして全空放射のレベルを上げる大気中のエアロゾルやPM2.5の濃度が、いずれも上昇傾向にある事が気になります。投稿者の実感(体感温度)としては、例えば湿度が低くカラッと晴れた日の35℃と、ジメッとしてボンヤリした空から強烈な輻射が降り注ぐ日の30℃は、あまり変わらない様な気がするのです。というより、むしろ後者の方が体にとっては厳しい様にも感じてしまいます。温暖化が進み、エアロゾルも増えてしまった今の地球では、気温は、温度計だけで計測するのではなく、体感温度も併用すべきだと主張しておきます。

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