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2018年7月25日 (水)

3481 猛暑と温暖化効果ガス

各地で、「命に関わる猛暑」が続いています。しかしながら、40℃ソコソコの気温であれば、赤道に近い場所や砂漠の国々では、ごく普通に現れる気温であるとも言えるでしょう。砂漠の気温の特徴は、その日較差にあると言えるでしょう。つまりは最低気温と最高気温の差です。砂漠地帯では、その差が40℃に上る事も珍しくはありません。つまり、50℃になった日があっても、翌日の夜明け前には10℃前後にまで気温が低下するのです。これは、砂漠地帯では空気中の絶対的な湿度(空気の単位体積当たりの水蒸気量)が低いので、夜間の放射冷却がグングン進む結果だと言えます。

一方、この国や東南アジアの国々の夏は、モンスーン気候と飛ばれ、夏場は海洋性の高気圧に支配される気候ですから、最高気温が40℃を超えた日では、翌朝の最低気温も30℃前後あったりする訳です。砂漠地帯との大きな差と言えば、大気中の水蒸気量だけですから、次の結論が導きだせます。つまり、CO2やメタンガスなどが、温暖化効果ガスとして目の敵にされますが、実は、「水蒸気(H2O分子)こそ最大、最強の温暖化効果ガスだ」と結論出来るのです。モンスーン気候では、大気中の水蒸気量が多いので、暑さで汗をかいてもなかなか蒸発してくれません。ですので、私たちの体の中に熱が籠って、いわゆる熱中症になり易いのです。しかし、砂漠地帯では水さえ十分に飲んでいれば、汗が出てそれが蒸発しながら体温を下げてくれる結果、熱中症にはなりにくいのです。

もう一つ、湿度が高い弊害があります。それは、湿度が高いと体感温度も高くなる点です。体感温度とは、体の温度センサー(温点)が感ずる気温の事ですが、それは温度計が示す気温と、温点が感ずる輻射温度との平均値であると言われています。湿度が高かったり、周囲の建物や舗装道路の表面温度が高い場合、輻射温度が高くなるため、私たちの体感温度も高くなってしまう訳です。その意味で、残念ながら私たちは、夏場の気温(体感温度)に関しては、世界でも最も条件の悪い「温帯」の国に住んでいると言うしかありません。対策については、続きます。

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