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2018年7月27日 (金)

3483 猛暑対策

さて、命に関わる猛暑の対策ですが、外気温度を下げる事は流石に科学の力を以っても無理だと思うので、先ずは室内での対策を考えてみましょう。室内温度を下げるには、手っ取り早くはエアコンを回す事でしょう。エアコンは、いわゆる「ヒートポンプ」なので、原理としては室内の熱を汲み上げて、それを外に捨てる機械であると言えます。(もちろん冬は逆サイクルを回します。)従って、熱を外に捨てるためには、室外機の排気温度を外気温より高く設定する必要があり、室外機付近はムッとするくらい高温になるのです。

しかし、もし気温は30℃でも、湿度だけでも例えば50-60%に下げられれば、出た汗の蒸発する気化熱で涼しさが感じられる筈なのです。いわゆる「除湿冷房」です。何らかの方法で、室内空気の湿度をドンドン下げて行けば良いのです。電気店に行けば、梅雨の時期の室内干し対策として、除湿器が売られていますが、その中には、たぶんデシカント式とコンプレッサー式とそのハイブリッドの3種類がある筈なのです。デシカントとは、除湿剤の事で多くはゼオライトが使われている様です。コンプレッサー式は、小さな冷房機と考えて良いでしょう。問題は、市販の除湿機の能力が小さい事と、デシカント式にしてもコンプレッサー式にしても、それなりに電気代が掛かるという点です。デシカント式も、水分を吸ったデシカントを再生させるためには「電気ヒーター」で温めてやる必要がありますし、コンプレッサー式は常にモーターを回してやる必要があるのからです。

投稿者が有望だと思っているのは、家庭用除湿機よりかなり大型の除湿ローターで、より多くの空気中の水分を除いて、室内の湿度を下げる方法です。除湿ローターは、十分に水分を吸ってやがて飽和状態になりますから、水分を吸わなくなります。そこで水分を飛ばす「再生」が必要なのですが、それを太陽熱で行なうのです。具体的には、太陽熱集熱器で70-80℃程度の温風を作り、その温風でデシカントを再生して(乾かして)やるのです。ローター状のデシカントとしておけば、これをゆっくり回転させれば、除湿と再生が連続的行えるのです。

このシステムでは、太陽がギラギラ輝くほど、室内の空気をカラカラに除湿できますから、猛暑でもちっとも怖くない訳です。もし、気温も下げたければ超音波式の加湿器を併用すれば、水が蒸発する際に気温を下げてくれるでしょう。このシステムに使うエネルギーは、デシカントローターをゆっくり回す小さなモーターと部屋の空気を循環させる扇風機程度のファンだけなので、エアコンに比べれば、たぶん一桁少ない電力量で冷房が実現できるのです。私たちは、猛暑に対応するためと言いながら、エアコンをバンバン回し、更に温暖化を加速するCO2をドンドン増やす訳にはいかないのです。

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