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2018年7月28日 (土)

3484 猛暑対策2  7/28

猛暑の日に暑さを感ずるのは、体の表面にあるセンサー(温点)だと想像しています。その温点が何を感じているかと言えば、熱線(赤外線)で間違いないでしょう。赤外線にも色々な波長のものが混じっていて、例えばそれが体の周囲全てで35℃相当である場合、体から汗が吹き出す様に仕組まれているのでしょう。もし、汗が出てそれが蒸発する際に熱を奪って、体表面や下着の内側が30℃を下回れば、少し涼しさを感ずる筈なのです。この事を少し考えてみると、温点を誤魔化す方法にはどうやら2つありそうです。

先ず一つは、温点に到達する赤外線を遮断してやることです。気温が35℃を超える様な猛暑の日、室温が30℃以下でも、空や雲から窓を通じて届く輻射温度は、35℃相当になっているのです。従って、体感温度としては35℃になるので、熱く感ずる訳です。もし、性能の高い赤外線反射フィルムを窓に貼っておけば、体感温度はグッと低くなるでしょう。もちろん、建物の断熱性が髙ければ室温の上昇も抑えられるでしょうから、更に体感温度は低下するでしょう。

もう一つは、体表面からの発汗を活発にし、それを上手く蒸発させる方法です。最近は、その様な効果を持つ下着も開発されている様ですから、それらも活用したいものです。もちろん、発汗を活発にするためには、そのための少しの「訓練」も不可欠でしょう。エアコンに慣れ過ぎると、発汗作用が不活発になって、汗腺が縮小し汗かきが下手になってしまうからです。何しろ寒い時期に生れた人には、生まれつき汗腺密度が少ないとさえ言われているくらいです。汗を上手く蒸発させるには、加えて風が必要です。風速1mで体感温度は1℃程度低下すると言われていますので、扇風機を「弱」にした程度でも風速は2-3m程度になりますから、体感温度も2-3℃は下がる勘定です。もちろん、3483で述べたデシカント冷房で湿度を下げると、汗の蒸発が加速されますので、体感温度の低下はそれ以上に感ずるでしょう。打ち水も、同じ利用で地面温度を下げ、輻射温度も下がる結果、体感温度を下げる効果が期待できるのです。

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