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2018年7月31日 (火)

3487 ブロッキング現象2

3486の補足です。物理学の用語に「エントロピー」というものがあります。一言で言えば、物理現象における不規則性の度合いを示す概念ですが、例えば熱力学的にエントロピーが最大の状態とは、その現象が起こっている「場」で、至るところ温度が同じになってしまう事を指します。至るところ温度が同じなのですから、最早熱の移動は起こりません。これを「熱的死」と呼ぶ場合があります。

投稿者は、気象におけるブロッキング現象とは、実はこの熱的死に至る過程なのではないかと疑っているのです。北極t赤道の間の気温にあまり差が無くなってしまうと、温度差が作る気圧の差も小さくなり、その結果風も弱まり、最終的には風の影響を受け易い海流さえも弱まってしまうでしょう。つまり、朝から晩まで、或いは季節が移っても、風が弱く、海もベタ凪状態が続く事になるでしょう。熱的死は、季節を無くし、まるで時間が止まった様な陰鬱な世界となると想像できるのです。

熱的死に近づくと、当然の事ながら自然の多様性、植物相や動物相も単純になり、全くつまらない世界にもなってしまう筈です。四季のハッキリしている日本の様な中緯度の国に住む人々が、果たしてその様な世界に住む事に耐えられるでしょうか。投稿者としては、御免蒙りたいと思ってしまいます。常に夏の様な、生暖かくベタッと風の弱い日常など想像すらしたくないのです。集荷秋冬があり、夏は暑くても、冬には雪が降って貰いたいのです。春の芽吹きや秋の紅葉も毎年この目で見たいのです。

このブログでは、今後とも忌むべき熱的死を回避するために、私たちが何を為すべき事を考えていきたいと思っています。

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