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2018年9月 3日 (月)

3497 7世代後の幸福2

3496の続きです。言葉で、7世代後の幸福と書くのは簡単ですが、では将来は「祖先」になるべき私たちは、まだ見ぬ「子孫たち」のために今何を為すべきなのでしょうか。もちろん、何を為すべきかの中には、何を為さざるべきかも含まれる事は自明です。今行っている、例えば資源の浪費や廃棄物の放置は、急速に抑制し無くすべきででしょう。つまりは、資源・エネルギーの浪費生活は、止めるべきなのです。

為すべき事は明らかでしょう。豊かな資源や財産を、将来世代のために蓄積し、温存し、それを残しておく事でしょう。使ってしまった、地下資源は回復する事は叶わないのでしょうが、例えば伐採して裸になってしまった山に木を植え、森林を回復する事くらいは可能でしょう。再生可能型エネルギー源の割合を可能な限り増やし、代わって危険な原発や化石燃料をがぶ飲みする火力発電所も計画的に減らして行かなければなりません。今、国が建てているエネルギーミックスの計画は、単にそれぞれの割合を示しているだけで、絶対的な数値目標とはなっていません。政治主導という名の「無計画」は、ソロソロ止めにしなければならないでしょう。一方で、右肩上がりの時代には、確かにお役人は手腕をふるっていましたが、彼らの能力は右肩下がりの時代には殆ど無力です。というのも、彼らが得意とするのは外挿法、即ち今年の実績に係数を掛けて、次年度以降のの計画にする掛け算に過ぎないからです。

そうではなくて、私たちは先ず7世代後のあるべき社会の理想を掲げなければならないのです。7世代と言えば、たぶん200年後くらいにはなるのでしょうが、少なくとも200以上前のご先祖様の中には、「国家百年の計」を掲げていた政治家も居た筈なのですが、残念ながら今その様な演説を行う政治家は皆無です。その結果、7世代後どころか、次世代の生活の質の低下さえ危ぶまれる時代になってしまったのです。現世代のための景気回復など○○喰らえ、と叫ぶしかありません。必要な行動は、100年後、200年後の子孫のための「持続可能な社会の仕組み」を考え、構築していく事だけなのです。

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