« 3501 SBTとは2 | トップページ | 3503 ESG経営2 »

2018年9月20日 (木)

3502 ESG経営

小旅行から戻り、投稿再開です。さて、略語キーワードが続きますが、ESGは言わずもがなですが、環境、社会、ガバナンスの頭文字を集めたものです。少し前は、CSRというキーワード、即ち「企業の社会的責任」が強調されていた訳ですが、SDGsに集約されている持続可能な社会に向けては、それだけでは十分ではないとの風潮が、企業の背中を押している様な気がします。ESGを、単にCSRE(環境)とG(ガバナンス)を加えただけと考えるのは、正しくないでしょう。

それどころか、実際上ESGに明確なゴールなどと言うものは存在せず、企業が存続する限り、全てに優先して「持続可能性」の追求が求められると定義した方が適切でしょう。もちろん、企業が持続可能に存続するためには、利益も従業員の福利厚生も重要でしょう、それも含めての持続可能性である事は言うまでもありません。正しいESG経営のためには、例えばその企業がメーカーである場合は、先ず使用している原材料や資材が持続可能なものである事の吟味が欠かせません。つまり、その原料が例えば数十年で枯渇してしまう様な地下資源や環境を大きく改変した人工的な農地で作られる「単作作物」などを原料としている場合は、それらが「持続可能ではない」という理由でアウトと判定されます。

同様に、エネルギー源も持続可能性を追求したものである必要もあるでしょうし、例えば経営者や従業員もやはり世代を超えて持続可能に繋がっていく必要もあるのです。その結果、地域の雇用や経済も回っていくのが、まさに持続可能な社会の条件であると言えるでしょう。その意味で、企業の合併による巨大化・集権化は、ESG経営とは主旨を異にする流れであると言うしかありません。少し例の筋は違いますが、電力の集中化が津波や地震に弱い事は、既に東日本の震災に加え、今回の北海道の地震限らず国内外の多くの過去例でも証明されているところでしょう。ESG経営の一つの重要なキーワードは、ここでの結論としては、地域密着の分散型経営にあると言っておきます。続きます。

|

« 3501 SBTとは2 | トップページ | 3503 ESG経営2 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 3502 ESG経営:

« 3501 SBTとは2 | トップページ | 3503 ESG経営2 »