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2018年9月27日 (木)

3505 CO2濃度

地球環境におけるCO2濃度も、とっくに400ppmを突破し、上昇を続けていますが、今日は私たちが呼吸する室内や自動車内などのCO2濃度の話題です。さて、屋外では400ppmを少し超えた程度のCO2濃度も、密閉された室内や空間では、実は人間の呼吸によって、CO2濃度は増加を続けるのです。例えば、比較的狭い会議室に10人ほどの人が集まって会議をする場合、会議室内のCO2濃度は、あっという間に1,000ppmを突破し、長い会議では2,000ppmを超える事も珍しくは無いでしょう。ましてや、冬場に室内で石油暖房機で灯油を燃焼させている場合は、事務所全体が2,000ppmを超える濃度になっている可能性が大なのです。

CO2濃度が、2,000ppm前後に上昇すると、実は人間の生理状態に大きな影響が出てきます。直接的には、体の代謝が不活発にになり、眠気を催します。退屈な会議や授業で、居眠りする人が多くなるのも仕方がない事だと言えるでしょう。CO2の上昇により、脳としてはさながら入眠状態に相当する状態に移行しようとしているのです。車の事故がどの位の割合で「居眠り運転」に起因するものかは手元にデータがありませんが、間違いなく多くのケースの原因になっていると想像しています。先行車の排気ガスの臭気が不快であるとか、冷暖房効果が悪くなるのを避けるために、多くの人が空気を再循環(Recirculation)に設定している人が多いと思いますが、最近の車は密閉性が良いので、室内のCO2濃度はかなり上昇している筈です。ましてや、複数の人が乗車している場合は尚更です。ドライバーに2時間を目安に、休憩を推奨しているのも、ドアを開ける事によって室内空気のCO2をリセットする意味もあるのでしょう。

CO2は、大気中には僅か0.1%以下しか含まれてはいない気体ではありますが、植物の光合成の原料?として直接的に関わっているのは当然としても、温暖化にも私たち動物の生理現象にも大きな影響力を持っているのを忘れてはならないでしょう。

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