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2018年10月 1日 (月)

3507 強烈台風の頻発

強烈な台風24号が、列島を直撃して去りました。台風が、気圧を下げて強大になるためには、何よりエネルギー源が必要です。それは、もちろん台風の卵がウロウロしている南洋地域の高い海水温である事は当然でしょう。一方、台風を育てるのに、意外な助っ人は、実は台風を取り巻く風なのです。つまり、一方向だけの風(例えば偏西風)は、単に台風を押し流すだけですが、もし2方向の風がズレながら吹き込む場合、そこに渦が発生するでしょう。その渦が、右回りなら地球の自転によって打ち消され弱まりますが、逆向きの左回り(反時計回り)である場合には、台風の卵は一気に成長するのです。

結論を言えば、台風は「偏東風」と「偏西風の蛇行」の産物であるとしても間違いではないのです。偏東風と偏西風は、極地方から吹き出す寒気が地球の自転で(コリオリの力)で、押し曲げられた風と、それを補う形で判定方向から吹く風を指しますが、お互いに平行に吹いている間は平和なのですが、それが一旦蛇行を始めると、その接点には雲が湧き渦も多発し、台風の卵が出来てそれがやがて成長を始めるのです。その偏西風の蛇行と渦の元の発生に、アジア大陸にそびえるエベレスト山脈が関係しているとも言われています。つまり、山脈によって偏西風が乱され、吹く方向が曲がってしまうと同時に、山の下流(つまりは太平洋上)に渦(カルマン渦)が生まれる場合があるのです。それは、春と秋のタイミングでありその時期は偏西風が丁度ヒマラヤ山脈の上空を吹いているのです。春は、まだ海水温が低いので台風の卵は、卵のままで消えてしまいますが、秋は海水温が夏と同じくらい暖かいので卵も育ち易いのです。

さて、何故強力台風が頻発するかですが、一般的に言われている温暖化によって南太平洋を含めた海水温が上昇している事に加え、例えば太陽の黒点の活動や、地球の歳差運動による気象のブレも加担していると思われるのです。気象史を紐解くと、数十年に一度と言った極端な気象が現れる年がありますが、たぶん温暖化はその異常気象の発現頻度を高めている様なのです。つまり、かつては30年、50年に一度と言った頻度でしか現れなかった超異常気象が、今は温暖化の加速によって、例えば10年かあるいは数年に一度の割合で頻発していると思われるのです。以上、素人気象学者の雑な見解でした。

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