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2018年11月23日 (金)

3528 SDGs6:安全な水とトイレを世界中に

水分が2/3を占めるヒトの体には水が不可欠です。それも汚染や細菌フリーの清浄な水が必要です。水資源に恵まれているこの国では、上水道も完備されており、日常上水の供給を心配している人は殆どいませんが、災害や今般の橋梁破損事故などで上水道の供給を断たれた時、私たちは改めて水の重要性を意識せざるを得なくなります。基本的には多雨地帯であるこの国ですが、もしダムなどの貯水施設が無ければ山に降った水は数日で海に流れ下る筈です。もちろん、保水はダムだけに頼っている訳ではありません。山を覆う森林が作った臨床のフカフカの腐葉土が、水を抱え、それをジワジワと滴下させる事によって渓流の流れが保たれ、穏やかにダムに水を補給している事は忘れるべきではないでしょう。

渇水に悩んでいる多くの国々に不足しているのは、実はこの森林面積比である事は意外に重視されていない様なのです。森林の働きとしては水を抱える以外に、雲を呼び降雨をもらたすのです。森林が無い乾燥地域は、地球上の何処であれ「砂漠」と呼ぶしかありません。砂漠は雲を遠ざけ、今後も永久に砂漠であり続けるしかないのです。中緯度の砂漠は、実は人間によって作り出されたケースも多い筈です。開拓という名の森林伐採で、B国や中東や南米やアフリカで砂漠化が激しく進行しています。最悪のケースは、森林に火を放ち、その後の数年は焼き畑農業が出来ますが、やがて地力を失った耕地は放置され、それがやがて砂漠化するというパターンでしょう。G-グルアースで見る衛星写真で、それらの乱開発の詰め跡が生々しく確認できるでしょう。乱開発が砂漠化を引き起こし、その砂漠が周囲の砂漠化を促進するという、まさに砂漠化の悪循環が起こるのです。

そうではなくて、水を確保するためにダムを数多く作るのは間違ったアプローチであり、先ずは砂漠を草地に戻し、更にそこに木を植えて、緑化を推進すべきなのです。緑化は、その地域のアルベド(太陽光反射率)を変え、雲を呼び、やがて雨をより多く降らせるのです。乱開発は、そこから収入も得られるので、政府が許可さえ出せば自動的に進行するのでしょうが、それを逆回しする「緑化のサイクル」は、開発の何十倍もの努力が必要であることは政府も含め、改めて皆が認識しなければならないでしょう。

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