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2018年11月24日 (土)

3529 SDGs7:エネルギーを皆に そしてクリーンに

これからのエネルギーを考える時に、キーワードとなるのは多分「ローカルエネルギー」となると思っています。ローカルエネルギーの対極にあるのは、極端に偏在している化石エネルギーでしょう。石油や天然ガスが出るのは、中東やRシアやアフリカや南北アメリカ大陸に加え東南アジアの一部などです。化石エネルギーの偏在こそが、第二次世界大戦勃発の背景にあったのでしょうし、現在でも地政学的な不安定の主原因ともなっている筈です。

一方、ローカルエネルギーの源は、それぞれの地域に分散して所在しますので、その所有権を巡って国々が争う心配もないのです。しかしながら、点火すれば直ちに燃焼し、または爆発的に燃焼する化石エネルギーとは異なり、ローカルエネルギー≒再生可能エネルギーは、エネルギー密度が小さい故の使いにくさがあり、利用に当たっては大いに工夫が求められる事になるのです。

例えば、風力エネルギーを例に引いてみましょう。風は、年間を通じてコンスタントに吹く北海沿岸地方の様にラッキーな場所は少なく、特に内陸部では殆ど役に立たないエネルギー源だと言うしか無さそうです。しかし、間欠的動けば良い目的、例えば揚水して、その水を蓄えておく場合などでは、たまにしか吹かない風だって利用は可能でしょう。太陽光も南北地域での偏在はありますが、極地方だって夏場は長時間の日射を享受できますので、南北で必ずしも極端に不公正という訳ではありません。とは言いながら、夜間や曇りや雨の日には、太陽光エネルギーは期待できませんから、そこに工夫する余地が大いにあるのです。

結論から言えば、必要な工夫の第一に挙げなければならないのは、「蓄エネルギー」システムでしょうか。電力で言えば蓄電池、熱利用であれば蓄熱、運動エネルギーであればフライホイールの様な仕組みの事です。残念な事ですが、化石エネルギーの価格レベルが低過ぎるが故に、蓄エネルギー技術を磨くインセンティブが高まらないのです。投稿者としては、化石エネルギーがジワジワと今の倍くらいに値上がりする事を期待しているのです。投稿者の様に古い人間は、前のオイルショックの跡に、再瀬可能型エネルギーの利用が、雨後のタケノコの如くに隆盛したのを思い出します。ローカルエネルギーは、間違いなくよりクリーンなエネルギーでもあるのです。

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