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2018年12月 9日 (日)

3533 SDGs11:住み続けられる街づくりを

長い出張から戻り投稿再開です。表題は、実は非常に重要なゴールの一つでもあります。つまり、一度故郷を出た人が、最終的には生まれた町に戻るのが普通の社会を作るという事でもあります。田舎の町は住み良い筈です。何より、山や川や海などの自然が近い、或いは自然に囲まれているからです。当然の事ながら、昔ながらの農林水産業が残っていて、贅沢さえしなければ(むしろ地産地消は贅沢?)食費だって抑えられるでしょう。若い人達にとっての問題は、産業、直接的にはいわゆる勤め口が少ない事でしょうか。従って、地元あるいは都会の学校を卒業した若者の多くは、地元を離れて都会で職を得ようともがくのです。

卵が先か、或いはニワトリが先なのか、いずれにしても田舎では人口減少が加速し、結果として昔存在した産業も何時しか廃れてしまったのです。人口が減って商売が成り立たないのです。しかし、考えてみれば高齢者人口は増えているとも言えます。少なくとも、人口に占める割合は急速に増加している筈です。しかし、社会構造が大量生産・大量消費のままでは、地方の行政がお経の様に口にする「企業誘致」や「観光客の誘致」だけで、田舎が賑やかになる筈もありません。有名な観光地を除けば、田舎の町には売りに出来るものは「何も無く」、掛け声が空しく響くだけなのです。

持続可能な社会の実現のためには、人口の移動は最小限に抑えるのが理想でしょう。若い時に都会に出たとしても、結婚してからの子育ては絶対田舎の方が良いでしょうし、親世代(ジジババ)からのサポートにより、経済的にも楽になるでしょう。ゆくゆくは同居でもすれば、介護問題だって住宅問題だって生じない筈です。人は歳をとってからは、病院でチューブを繋がれながらジタバタと延命治療で生き長らえずに、自分の寿命を受け入れて自宅の畳の上で静かに人生を終える事が理想の筈なのです。自分が生まれ育った土地が、一番住みやすく住み続けられる場所である事は間違いないでしょう。もし、そうでなかったとしたら自分達自身で理想に近づける様に努力するしかないのです。このまま、人口の都市集中が続き、考えたくはありませんが次の大震災が大都市を襲った場合、国としての存続も危うくなる様な気がするのです。

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