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2019年1月 6日 (日)

3542 来たるべき時代の社会

このブログは、現状を嘆いたり批判したりする目的ではなく、「環境」をK/Wに前向きな提言をしようとしていますので、新年に当たっていくつかの青写真描いててみようと思います。さて、如何なる時代になったとしても、絶対に守るべきは「持続可能性」となっている仕組みでしょう。それが崩れた場合、如何に優れたシステムでもやがて崩壊するからです。持続可能ではないシステムとは、結局不可逆で再生可能ではない資源やエネルギーを「消費」するものである事は、このブログでは何度も言及してきました。具体的に言えば、資源に関して言えば既に地上に存在している物質を、それを劣化しない様にリサイクルし、エネルギーに関して言えば100%再生可能なエネルギーに切り替える事を意味します。

リサイクル材料が劣化するのは、例えばプラスチックで言えば、PPPEPSなど異なるプラスチックが、回収の段階で混合してしまう事に根本原因があるでしょう。もし、他のプラスチックや汚れや不純物が全く混じらないプラスチックが回収できるなら、100%リサイクルが容易に達成できる筈なのです。従って、先ずメーカーが飲料ビンにPETを使い、その蓋にPPPEを使い、更にラベルにPPPSなど、複数のプラスチックを混ぜて使っているので、PETのリサイクルそれなりに行われてはいますが、量的に対応できない自治体では焼却処理に回されたりしているのです。ならば、PETを欧州の一部の国が行っている様に、分厚く作ってリユースする方法も考えられるでしょう。それが出来ないこの国は、政治力や行政調整力がすこぶる弱いと断じざるを得ないのです。

もう少し、物質のリサイクルについて付け加えます。プラスチック同様に、地下から掘り上げる資源で多いのは金属材料でしょう。取り分け、鉄、アルミ、銅などは産業の「コメ」とも呼ばれ、大量に生産され消費され続けているのです。金属材料で問題となるのは、とても把握できない種類の合金の存在でしょう。金属は合金するする事によって、多種多様の性状が実現可能なのですが、一方でリサイクル性は悪化します。例えば、航空機材料として多用されるジュラルミンは、酸化が進んだ切り粉はジュラルミン自体としてはもちろん、アルミ缶などにも再生は出来ないのです。精々、強度が求められない安いアルミ鋳物に少量混ぜるといったリサイクル法が残されているだけです。現状の様な、「不完全なリサイクルシステム」では、何時まで待っても地球からの資源の収奪は終わらないのは明白です。続きます。

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