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2019年1月13日 (日)

3547 ドロドロのお金

表題で言う「ドロドロのお金」とは、真っ当に労働し、生産して得たお金ではなく、何かを転がしている間に膨らんだ、いわばアブク銭の事を指します。転がすモノには事欠きません。石油や農産物などの先物、土地・建物などの不動産、株などの債権、レアものなど、チケットと言った何かの権利など、宝飾品など、果てはネット上での現金販売などなど。少しお金を持っている人は、これらを転がす事によって、雪だるま式にお金を増やす事も可能な時代になってきました。

オレオレ詐欺などとは違って、これらの転がしはもちろん「合法」なのですが、考えてみれば額に汗して働かないにも拘らず、誰かが儲けるという事は、結局誰かが損を背負わない事には収支がバランスしない筈なのです。土地転がしで誰かがお金儲けをしたと仮定して、誰が損をしたのでしょうか。土地価格は下がらないという「神話」を信ずる限りにおいては、誰も損をする筈はないのですが、一方で現実はバブルの崩壊などで土地価格が大幅に下がる事は私たちは痛い程経験してきたでしょう。しかし、人々は喉元の熱さをすぐ忘れる様なのです。隣国のC国で起こっている、不動産バブルも間違いなく崩壊するでしょう。

モノは売買されない限りその価値は明確にはなりませんし、お金もそれが使われない限りにおいては、ただの精密に印刷された紙屑に過ぎません。真っ当な取引で、取引に関わった人達がささやかで正当な利益を上げる限りにおいては、損をする人達はそんなに多くは無い筈ですが、誰かが暴利を貪っている限りにおいては、必ずや犠牲者を生むのは火を見るより明らかな話なのです。つまり、現世代が損を出さない取引においてさえ、それを引き受けた次の世代がモノや権利を手放す際に、世の中の状況がマイナス方向に変化してしまっていれば、大幅な損を出す羽目になるのです。結局私たちは、ドロドロのお金に近づかない様に額に汗して慎ましく暮らし、暴利を得る行動を「犯罪に近い」という目でチェックして行かない限り、最後にババを握らされて途方に暮れる「犠牲者」は減らないのです。

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