« 3557 統計のウソ | トップページ | 3559 なげる »

2019年2月21日 (木)

3558 統計のウソ2

3557の続きです。政府が公開する統計データには、継続性が求められます。もし、サンプリングデータが入れ代わった場合、処理した結果には何らかの「段差」が生じて違和感が出てくるはずです。その違和感が、政府(時のリーダー)に有利なものであればたぶんそのままパスされるかも知れませんが、もしそれがネガティブな結果であれば、リーダー(達)はお役人に命じて、恰好がつくように補正(補悪?)させるでしょう。勿論、それを書いたもので指示する様なポカミスはしない筈ですので、然るべきレベルのチャンネルを通じて「口頭で」指示されるでしょう。

もっとも、お役人としてもそのまま出せば上司に「叱られる」様な分析結果をそのまま報告する筈もなく、それなりの理窟をこねた上で、前回のデータと辻褄を合せる様に、(都合の良いデータに)修正せざるを得ないでしょう。いわゆる「忖度統計」です。かくして、この国の統計データには、間違いなく為政者に都合よく脚色されたものが公表されるという悪しき伝統が根付いたと想像しています。

しかしながら、統計データのウソを見抜くのは簡単ではありません。現実的なチェック方法としては、別の複数の統計データを突き合わせる事でしょうか。異なるサプリングの母集団を用いて、異なる手法でデータを処理した結果が3つ以上存在すれば、より数字の近い2つが真実に近いと思われますし、3つの平均を取る事も良い方法かも知れません。いずれにしても、統計はあくまで統計であって、決して真実ではない事は改めて銘記すべきでしょう。ましてや、それを自分の手柄にしようとあがく政治家が統計データをチラつかせる場合には、大いに疑って掛かるべきでしょう。統計学は、全く地味な学問であり、それを専門にする人達も少ない事も、統計の素人がだまされ易い原因にもなっている様です。残念ながら投稿者も、学生時代は統計の授業が大嫌いだった統計素人の一人ですが・・・。今回も、どうやら為政者側がお役人に指示して、統計結果に手を加えさせたらしいのですが、言葉を失います。

|

« 3557 統計のウソ | トップページ | 3559 なげる »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 3558 統計のウソ2:

« 3557 統計のウソ | トップページ | 3559 なげる »