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2019年4月 9日 (火)

3577 サスティナビリティの指標2

3576での提案の様に、環境の持続可能性を測るには、二値ではなくグラデーションを描く指標が必要だと思うのです。例えば、植生で言えば樹林帯か砂漠化ではなく、樹林帯から灌木のある草原地帯へ、更には草原(ステップ)へ、更に半砂漠へのグラデーションを指します。もちろん、砂漠と言っても年回降水量が殆ど無い純砂漠もあれば、雨季には草も生える砂漠もあり得る訳です。
その意味では、いわゆる精密な定点観測こそが最必要だとも言えるでしょう。例えば、温度や湿度を℃や%で計測するとして、整数の表示では、微妙な変化が見えていませんが、それが小数点以下まで計測できる場合、数年単位の比較的短期の温暖化や湿潤化のトレンドが読み取れる可能性があります。当然の事ながら、計測条件を厳密に揃えることと、十分な精度の計測器を用いることは基本の「き」ではあります。
さて、環境(持続可能性)を確認するに良い指標ですが、3576に述べた「ダニ指標」の他に、植物相指標も上手く設計すれば良い指標になるでしょうが、では物理量の指標なるとなかなか良いものが見当たりません。無ければ、作るしかないのですが、気温や湿度などを厳密かつ精密に計測出来たとしても、時間毎あるいは日々の変化(日較差)が大きく、何らかの数学的処理が必要です。以下の様なものはどうでしょう。それは、例えば温度変化の蓄積が記録可能な媒体です。これは、電池を内蔵した記録媒体で、環境に放置して毎分温度や湿度を計測し、記録できるものです。これを定期的に回収して、コンピュータに記録させ分析を加えるのです。観測点を多くして、地図上に落とせば、地域的な環境変化も可視化できるでしょう。配置や回収は、有志のボランティアを募れば、費用もあまり掛からないでしょうし、人々の環境への関心も高まる事につながる筈です。更に続きます。

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