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2019年5月15日 (水)

3590  どこでもドア

ところで、今回の表題として、何故「どこでもドア」にしたのか思い出せませんが、兎に角このKWからの連想を徒然なるままに書いてみる事にします。これは、言わずもがなですがSF漫画の主人公が出す種々の道具(機械?)の一つです。流石に漫画家は、なかなか良いピッタリのネーミングを考え出すものだと感心します。
さて、このピンク色のドアを使えば、ある場所でこのドアを開くだけで、何処でも行きたい場所に出る事が出来るという、Dラえもんの道具の中でも、かなり優れものの道具だと言えるでしょう。ドアを開けたら、そこは別世界であったというシチュエーションは、誰でも夢想した事があるのでしょうが、漫画家はそれを絵にし、映画製作者はそれを画像にする訳です。多少真面目にSF的に考えれば、この道具は「テレポーテーション」を可能にする機械だとも言えるでしょう。ドアを開けた人物を瞬時に原子に分解し、その人が想像した行先に送り、そこで原子を再構成して本人を「出現」させる機械だと言えそうです。
これは、人間の移動手段としては極限の理想を実現する機械だとも言えるでしょう。何故なら、朝起きて身支度をしてドアを開ければ、そこは例えば勤務する職場であったりする訳で、通勤時間ゼロを実現する夢の手段となるでしょう。これさえあれば、新幹線もジェット機もリニア新幹線も不要になるでしょう。帰省やレジャーの際、車で移動する時の交通渋滞さえ無くなるのですから。つまり、私たちが太古の時代からの課題である「移動」するための努力をゼロにしてくれる機械だと言えるでしょう。
以前にも書きましたが、ヒトは移動したがる存在(Homo-movens)である事は間違いないでしょう。そうでなければ、アフリカで発生した人類が、赤道地帯から極北の地まで、あるいは海面下の低地から数千メートルの高地まで広く拡散して住む事になる筈もありませんから。1ヶ所で静かに生活をするだけなら、長い距離を移動する必要もないのでしょうが、ヒトは何故か移動したがります。旅行や観光などという、移動のための移動も進んで行う種なのです。その意味で、移動はヒトのDNAにしっかりと組み込まれた衝動なのでしょう。ヒトである投稿者も、時々どこでもドアが欲しくなる一人です。

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