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2019年5月16日 (木)

3591 政治の劣化

政治(政治家)の劣化が止まりません。このブログは、批判を目的とはしていませんので、批判に終始することは避けますが、政治家の劣化は指摘せざるを得ない状況でしょう。大臣という席に座る資質の無い人が座る、酒癖の悪い人が議員になるなど、最近の政治家(政治屋)の行状は目に余るものがあります。それもこれも、選挙制度に主要な原因の一つがあると考えるざるを得ません。今の選挙制度では、たった1/3の支持率しかない政党が、2/3の議席を獲得できるのです。積極的に政党を指示しない人達(支持する政党なし層)が4割を占めているにも関わらず、私たちは人を選ぶのでなく、無理やり政党を選ばざるを得ない仕組みなのです。
もちろん、選挙演説だけを聞いたところで、候補者の人となりがしっかり分かる筈もありませんが、少なくとも任期中の行状が悪かった議員は、次回の選挙では落選することでしょうから、資質の無い人が長年議員をつとめ、当選回数の多さで回ってくる大臣の席に座る事もないでしょう。
政党制が打ち壊せないなら、少なくとも3大政党制を推進すべきである、と提案しておきましょう。2大政党制で、時々その交替が起こる仕組みの手本は、たぶん日本も政治の制度を真似たE国でしょう。しかし、そのE国でさえ、EUからの分離を巡って、僅差の賛否での決定が、その後の大混乱を招いているのです。3大政党制というのは、政策によって3つの政党が組む相手を変えるのです。ある経済政策ではA党とB党がタッグを組む一方、外交政策ではB党とC党が協力する訳です。あるいは、福祉政策ではA党とC党の意見が一致するかも知れません。保守か革新かではなく、保守と革新と中道が柔軟に相手を組み替えるのです。この結果、政治に緊張感が生まれ、決められない政治も少なくなるのでしょう。なにしろ、2つが手を組めば議会の2/3を握れる訳ですから、決まらない筈はありません。中道勢力が、保守に寄ったり、革新に近づいたりするのは、かなりの程度世論の指し示す方向で決めれば、民意の反映もかなりし易くなるのではないかと思うのです。現状の国会(民意)無視の保守暴走は、国の将来を脅かさずには置かないでしょう。

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