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2019年5月12日 (日)

3587 ブルーオーシャン2

ブルーオーシャンは、分野ごとに存在するものなのでしょう。しかし、この分野を今市場にある瀬品やサービスで括っては、方向を誤る事になりそうです。例えば、車(乗用車)ですが、現在の買取り・自分で所有することが前提の製品として見做してしまうと、メーカー間の熾烈なシェア争いというレッドオーシャンに溺れてしまう結果につながります。唯一無二の「車」でなければ、ブルーオーシャンを独り占めは出来ないのです。
実は、その唯一無二の市場を狙って、メーカー間で熾烈な開発競争を繰り広げている分野が、あります。それは、空飛ぶ車です。しかし、最近でこそ注目を集めてはいますが、そのアイデアは非常に古く、軽量化した車に翼と強力なエンジンを積んだものや翼を折りたためる様にした空飛ぶ車なら、既に1950年代に実現してしまっているのです。つまり、この分野は古くからレッドオーシャンでもあった訳です。それらが、何故実用化されなかったかは、言わずのがなですが、安全性とコストの壁を打ち破れなかったという事でしょう。取り分け、空を飛ぶとは言っても、精々200㎞/h弱でしょうから、高速道路が整備されるにつれて、空飛ぶ車自体の存在価値が薄れてしまったというのが正しい見方かも知れません。
では、今日何故再び空飛ぶ車の開発なのでしょう。技術的に難しい事は何も無いでしょう。ドローンを大型化してもOKでしょうし、極限まで来た軽量化技術を使えば、空飛ぶ車を作るなど造作もない事でしょう。しかし、十分に軽量化された車を空に浮かべて飛行している時、突然突風が襲ってきたらどうでしょう。軽い空飛ぶ車はひとたまりもなく吹き飛ばされて、最悪は墜落の憂き目に遇う筈です。もちろん、地上で巻き込まれる不運な人も出る筈です。十分に安全性が確認されている金属製の旅客機でさえ、時々突風やダウンバーストで事故を起こしているのです。
そう考えると車のブルーオーシャンは空飛ぶ車では無い事は明らかでしょう。かと言って、自動運転車かと問われれば、3585に書いた様に、それも筋が違っている様に見えるのです。
投稿者としては、車というパーソナルな移動手段そのものを見直して、新たな乗り物のカテゴリーを生み出さない限り、この分野のブルーオーシャンンは見つからない様な気がしています。例えば、歩いて移動しながら日本の名山巡りをした冒険家が尊敬を集めた様に、この時代歩いて移動することは時間を潤沢に使った贅沢でもあるでしょう。歩きに準ずる贅沢は、たぶん自転車での移動でしょう。ならば、歩くことや自転車を科学で徹底的に分析し、どれほど歩いても疲れない(疲れにくい)靴やウェア、更に人力を効率的に使える自転車を考案すれば、たぶんブルーオーシャンに漕ぎだせる気がしている。更に続きます。

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