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2019年8月19日 (月)

3641  お祭りフェイズ

投稿者は、事態を一応「フェイズ」と「モード」に分けて眺める様にしています。フェイズとは、事態が一定の方向に進む際の「相(段階)」を指すと考え、一方でモードとは、フェイズの中でどの様な状態であるかを示す言葉だと思っているのです。車の走行にたとえると、目的地に向かって走る際の出発直後、安定した中盤、目的地近くの終盤等のフェイズに分けられるでしょうか。一方で、道路の状態に応じてギヤを切り替えるとか、あるいは疲れたのでSAで休憩を取るとかの切り替えはモードに関わる部分だと考えるのです。
さて、投稿者の見方では現在社会は長いながい「お祭りフェイズ」の中に入っていると考えています。投稿者の定義では、お祭りフェイズとは、いたるところで騒ぎ、美酒・美食に酔い、日常を忘れて浪費に走る様な生活スタイルを指すと考えます。食の分野で言えば、昔はお祝い事やお祭りの時にしか口に出来なかった、お菓子やご馳走や果物も、今では年中手に入るし、また口にする様になりました。服装にしても、かつてはハレの日の服装だったものが、今では普段着になってしまっている様な気がします。
経済の面でも、人々は年に一度か二度のハレの日のために、日々の生活では、支出を切り詰め、せっせと貯蓄に励んでいた訳ですが、今は取り敢えず欲しいモノはクレジットを利用して先に手に入れ、それを何回に分割して支払うかを考えるだけになったのです。お祭りフェイズが、例えばR-マンショックで水を差されたかを振り返ってみると、確かにある期間の踊り場はあったにせよ、それは下り坂ではなく、経済が横ばいの「踊り場」に過ぎなかった訳で、景気の停滞は、モードのチェンジではあってもフェイズのチェンジではなかった様な気がするのです。その証拠には、この国は既に人口減少局面に入って10年以上を経過する中でも、相変わらず経済成長率だけを指標として掲げる、経済優先の政策から抜け出せないでいるではありませんか。縮小局面では、それを見越した長期のビジョンが必要は筈なのです。お祭り(ハレ)フェイズを卒業した後は、間違いなく日常(ケ)フェイズに戻らなければならないのでしょう。

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