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2019年10月13日 (日)

3674 経済頼み

3673にも関連しますが、今の時代はあまりにも(貨幣)経済に頼り過ぎの様な気がします。国も財界人も口を開けば「景気の善し悪し」、「株価の昇降」、「インフレ率」、「経済成長率」など、景気指標の話題に終始します。国会の予算委員会などは、もはや税の使い道を議論する場などではなく、さながら政治家が景気のよもやま話をする場かあるいは、週刊誌記事をネタに新閣僚の「身体検査」の場になっている感があります。
特に、今のリーダーが椅子に座ってからは、N銀の金利やマネー操作と赤字国債の乱発にだけ頼り切った何とかミクスの効能を、口を開けば自慢げに披露するのを聞くたび、この国の行く末にひどく憂慮せざるを得ません。今のこの国の好況は、単に欧州の勢いが減退したのとB国のバブル的好況に引っ張られてのものである事に、経済の素人の投稿者でさえ気づいてもいるのですから。N銀の買い入れた資産は、今やこの国のGDPをはるかに超えるレベルに到達している様です。余りにも、経済頼み、貨幣経済頼りに陥ってしまったこの国将来は、ひどく暗いものになりつつあるのです。なにしろ、「金兌換」ではないN銀の資産など考えてみれば、ただの紙の紙幣であり、紙の債権でしかない訳ですから、いざそれらの紙の価値が下がった場合には、ただの紙屑になってしまう恐れも十分考えられるのです。
経済活動を確固たるものにするには、それを裏付けるモノが必要です。かつてドルは、金と交換可能でした。今の価値の円はそれなりの価値があり、確かに食糧やエネルギーやその他の資源と、比較的良い条件で交換(輸入)が可能ですが、その価値がこの先も変わらない保証は何もないのです。でも、たとえば国内で供給可能な食糧は、どの様な時代になってもこの国の台所を潤し続ける筈なのです。経済頼み一辺倒から脱却し、ぜひモノ、取り分け国内産を減らさない努力が必要な時代になったと言っておきましょう。それを軽視する様な政治は、間違いなく国民を窮地におとしめる事になるでしょう。この国の価値を保証するのは、この国の信頼性を高めると言うただ一点に掛かっていると思うのです。

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