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2019年10月12日 (土)

3673 田舎が取り残される

田舎が取り残される傾向も、やはり加速していると言わざるを得ない様です。ココロ無い政治家の「大震災発生が、人口密集地ではなくて、不幸中の幸いだった」発言(失言)を引用するまでもなく、中央集権が極限まで進んでしまった中で、田舎が取り残されている感はますます強まっていると言うしかないでしょう。なにしろ、税金を納めているのは、大都市住民と企業であり、田舎は地方交付税と高齢者福祉費を「消費」するばかりなのですから、政治が軽視するのも納得は出来ませんが想像はできるのです。
しかし、これはお金(経済)だけで物事を推し量る、現代の政治・経済の仕組みが正しくないのであって、田舎の無い国は、さながら都市国家であるSンガポールの様に振舞う必要が出てくる筈なのです。つまり、観光立国であり流通・交通の拠点であり、経済の交差点であるという特徴をフルに生かして、必要な資源やエネルギーや食糧などを全て他国に依存する国を目指すと言う道のことです。しかし、この国には狭いながらも恵まれた森林資源や水資源、田舎を眺めれば耕作放棄された田畑もかなりの面積で見つかる筈なのです。
一方田舎に住む者は、地方創生などという「お役人言葉」で誤魔化されてはならないでしょう。田舎は、人口の割には、恵まれた食糧自給率やエネルギー自給率など、中央の経済活動とは別の重要な資源を持っている訳ですから、何も交付税ごときで頬を引っ叩かれる必要はないのです。豊富な食糧や森林資源や風力などの再エネを活用しながら、資源も食糧もお金も地域内で循環する仕組みを作れば良いだけです。何も、ゼロから始める必要はありません。つい50年前を思い出し、人々が田舎でどうやって(つましい)暮らしを永く営んでいたかを思い起こすだけで良いのです。その頃、街には周辺の農家が作物を持ち寄って「朝市」が立ち、商店街は賑わっていたのですから、徐々にその方向に向かえば、今更「創生」などしなくとも、地方は良い方向に復活できる筈なのです。このまま、中央におんぶに抱っこのままで手をこまねいていては、田舎の空洞化が加速するばかりでしょう。何もGDPや納税額の多寡でカウント・評価されなくても構わないのです。ぜひ「物々交換経済」や「地域通貨経済」をバンバン活性化させ、中央のお金(日本銀行券)では評価できない田舎ならではの豊かさを享受したいものです。

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