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2020年1月21日 (火)

3704 温暖化考

異常な冬です。何しろ雪国のここ秋田で、平野部では積雪が完全にゼロですから。少し雪が降って積もったのは年末だけで、その後は少し雪が舞って白くなってもすぐ消えてしまう日が続いています。例年1月は、日中の気温が0℃+/-2℃程度の日が多く、田んぼには根雪が見られる季節なのですが、今年の田んぼは土色のままです。
原因が知りたくて、北極周辺のジェット気流の状態を調べてみました。その結果、今年は(も)どうやら北極気団のサイズが小さい様なのです。冬場、北極周辺には冷たい空気が沈降し、北極気団を形成します。その気団の周囲から吹き出す風は、コリオリの力により気団の周囲を巡る気流(ジェット気流)を作り出し、結果的には冷たい気団を閉じ込める働きをするのです。気団のサイズは、北緯40度以北を覆う程度なのですが、地形の影響を受けリング状の気流は、蛇行しクローバの葉の様な形状に歪むのです。その葉の部分が日本列島に下がって来たタイミングで、気象庁は「寒波襲来」を告げるのですが、今年はジェット気流の輪が小さく、日本に届いていない様なのです。
つまり、投稿者の結論としては、北極海の温暖化により、北極気団が弱く、サイズも小さくなった結果、寒波が日本に届いていないと見ています。そもそも、強い気団はほぼ真円形になっているのですが、最近の気団の形は楕円形になっている様なのです。しかも、その楕円の長径が日本には掛かっていないので、暖冬傾向が長く続いているのでしょう。北極圏の弱い気団の原因は、間違いなく温暖化です。夏場の浮氷は、近年は広い面積で消失してしまう結果、白夜の太陽光が間断なく海水を温め、結果として次の冬季に結氷が遅くなり、氷の厚みも薄くなる訳です。それは、北極圏の平均気温を押し上げ、気団を弱めることに繋がるのです。続きます。

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