« 3709 恒常性 | トップページ | 3711  Tランプ対Gレタ? »

2020年2月 5日 (水)

3710  空飛ぶ車

何度も書きますが、このブログは批判を目的とはしていません。なので、以下は単なる独り言とでも考えてください。先日、福島県のK山市の近郊でヘリが不時着してしまいました。実際は、墜落と不時着の中間の状況だった様です。パイロットによれば、ヘリが突風にあおられてしまったのだとか。投稿者もその前日まで、同市に滞在していましたので、確かに冬型になってかなり風が強くなってきたことは感じていましたが、それは冬季としては異常に強い風とも言えない程度だったと感じました。しかし、事は心臓手術という緊急事態でもあったので、やや強い風だったにも関わらず当日飛行を決行したのでしょう。
さて、空飛ぶ車が実現したとして、持ち主がそれを通勤に使いたいと考えたと仮定しましょう。さて、彼(彼女)が、風が少し強い朝に起きだして、会社に出かけようとして、風の強さにたじろいだとして、意を決して空飛ぶ車に乗り込んだ状況を想像してみると、たぶんその朝には、空飛ぶ車が起こした複数の事故のニュースが駆け巡る事でしょう。一体この国で、晴れて視界も良く、風も安心して空を飛べるような日が何日あるというのでしょう。地域にもよりますが、たぶん半分もないのでないかと想像しています。
つまり、大前提として空飛ぶ車などに「実用性は無い」と断言できるのです。すっ飛ばす快感が欲しくて、大型バイクを制限速度を大幅に超えるスピードで走り回る「スピード狂」の輩は空飛ぶ車に飛びつくかも知れませんが、乗っている人の命は勿論、地上で何の罪もない人達の貰い事故を想像する時、空飛ぶ車には実用性は無いどころか「危険でもある」と言うしかないでしょう。それでもどうしても、空飛ぶ車を作ったり、飛ばしたりしたりしたいのであれば、閉鎖したゴルフ場などの限られた空域を使って、レジャーとして楽しむ分には反対はしませんが、間違っても市街地や人里で飛ばす事は認めるべきではありません。それよりなにより、企業は貴重な人材とお金を、こんな「お遊び車(飛行機)」の開発などに使うべきではないでしょう。荷物のドローン配送と人が乗るための空飛ぶ車では、求められる信頼性のレベルが数段(数十段?)異なるのです。もし、空飛ぶ車を開発した企業が、それを売り出すために「航空局?」に申請を出したとしても、安全性の審査でかなりのダメ出しを受ける筈なのです。それらを全部盛り込んだとすれば、重くて飛べない「空飛ぶ車」が出来上がってしまうでしょう。それは、現状の軽飛行機や地上を走る車と何も違わないシロモノになってしまう筈なのです。悪いことは申しません。お金と人材と時間の無駄使いです。空飛ぶ車の開発など今すぐ諦めましょう。

|

« 3709 恒常性 | トップページ | 3711  Tランプ対Gレタ? »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 3709 恒常性 | トップページ | 3711  Tランプ対Gレタ? »