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2020年2月16日 (日)

3712  群れて住むリスク

久し振りの投稿です。前回の投稿以降の10日間に、新型ウイルスの広がりも新しい段階に入った様です。患者数が少ない時には、感染源を特定し患者と接触者を隔離すれば、それ以上の拡散が防げたのですが、今や患者は慣性経路さえも不明なままに、数だけが増え続けている状況です。いわゆるパンデミックの前段階、エンデミックかエピデミックに入りつつあるという事でしょう。過去のこの種のウィルス性疾患の大流行の例を見るまでもなく、ウィルスは大都会の様な人口密集地域で爆発的に拡散するのです。その極限状態を見せてくれたのが、言わずもがなですがあの巨大客船での集団感染だと言えます。あの狭い船内に3000人以上の人々が詰め込まれ、濃密に接触せざるを得ない状況では、乗員・乗客間の急速な流行は不可避でしょう。
その意味で、東京は世界でも屈指の人口密集地域であることは間違いなく、エンデミックやエピデミックのリスクが世界でも最も高い地域であると断言できるでしょう。如何に東京が清潔な都市であると言い張っても、ウィルスが飛沫感染することを考えれば、広がりを食い止めることに関しては、何の気休めにもならないでしょう。投稿者が取り分け注目しているのは、密閉空間である建物や乗り物に使われている「循環型の空調システム」です。部屋や乗り物の空間は、殆ど密閉されている上、温度調節された空気が繰り返し循環されるのです。その中には、空中を浮遊するウィルスが付着した飛沫も含まれている筈なのです。
ところで何故人々は都市に群れて住みたがるのでしょうか。確かに、都会の生活は便利で、文化やスポーツのイベントに溢れており、美食が集まり、職に就く機会も多いでしょう。しかしながら、高すぎる住居費や通勤のための時間や費用、何より人々が濃密に接触し続けることにより、都市部での多くの伝染性疾患のリスクは、過密からくる精神的なストレスによる免疫力の低下も加わり、増大する一方だと思うのです。人々は、何時になったら、あるいはどうやったら都市が持つ強大な引力から抜け出せるのでしょうか。それとも都市は、抜け出せないブラックホールの様なものなのでしょうか。気象の激甚化による水害や大規模地震や津波のリスクも指摘される中、都市から田舎への人口逆流の流れが待たれます。

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