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2020年3月30日 (月)

3731  集団免疫3

この国のコロナウィルス感染者のチャートを眺めていて気が付く事があります。それは、日ごとの陽性者確認数の推移を示すもので、どうやら1月末、2月下旬、3月中旬、3月末(現在進行形)にピークがありその感染者数レベルが、それぞれ1日当たりで数人、25人前後、60人程度、200人オーバーという様に確実にステップアップしているという事実です。陽性者が、次の感染者にウィルスを渡したとしても、このウィルスには約2週程度の潜伏期間があるため、ピークシフトが生じているということでしょう。
注目すべきは、感染者のピークが次第に高くなっていることで、ざっと言えば一人の陽性者が二人かそれ以上の人に感染を広げている計算です。さて、今起こっている3月末のピークが、自治体や政府の外出自粛要請が効奏して一応小康状態となったとして、その後の発生するであろう4月中旬のピークがどれほどの高さになっているかだと見ています。それが、3末のピークより低ければ、少しは安心が出来ますが、それがさらに高くなって(例えば4-5百人レベルになって)いた場合、この国でもいよいよ爆発的感染が現実のものになる可能性が高まったと考えられます。
ここでの結論としては、新型コロナウィルスの流行は、既に個別の感染ケースの追跡でブロックできる時期(フェイズ)を超えてしまい、既に疫学的(つまりは統計的)に流行を把握すべき時期(新たなフェイズ)に入ったと思うのです。今日は短く。

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