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2020年3月26日 (木)

3729  集団免疫

検査数を絞り、表面上の感染者数の増加がボチボチであったこの国も、東京都の感染者急増の報を受けてにわかに風雲急を告げてきた様です。ワクチンも特効薬もまだ見つかっていない時点では、重症者を最悪の事態(死亡)させないための高度な対症療法が重要ですが、感染の終息は一に掛かって「集団免疫頼み」の状況ではあります。集団免疫とは、感染しながらも軽い症状だけで回復し、結果として免疫を獲得した人が、集団の中で大多数を占める様なることを指します。
例えば、横浜港に着岸したクルーズ船では正確な数ではありませんが800人ほどの感染者が確認されましたが、不幸にして亡くなった人を除けば、殆どの人が回復して退院したはずです。つまり、その人たちは間違いなく新型コロナに対する免疫を持った訳ですから、実行するかどうかは別にして、マスクもせずに堂々と街を闊歩して貰ってもOKでしょう。免疫を持った者同士であれば、「密集して」お祝いの「免疫獲得パーティ」をしてもらっても全く問題無いのです。
幸いにも?今回の新型コロナウィルスは、感染しても8割の人は普通の風邪程度の軽症で済む様なので、速やかに免疫を獲得できそうです。問題は、不幸にして重症化する2割の人達で、全体の数%の人(とりわけ高齢者はより高い率で)残念ながら亡くなってしまう様です。Iタリアでの高い死亡率は、同国が日本に次ぐ高齢化社会であることもある様です。加えて、彼の国では高齢者は大家族の中で自宅で過ごしている事があるでしょう。一方で、世界に冠たる高齢化社会であるこの国で、感染者や死亡者が余り多くない理由の一つは、多くの基礎疾患を持つ高齢者は、既に病院や介護施設に入っていることであると考えられます。
良い方に捉えれば、B漢市やクルーズ船の隔離政策は、ある都市で大量に感染者が発生した際のシミュレーションであったと見ることもできるでしょう。その隔離期間の中で、一定の率の人は重症化し、その中でも少数の人は亡くなってしまったのですが、他方で大多数の人たちは感染しなかったか(或いは知らないうちに感染し回復したか)、あるいは軽い症状で済んでしまい、結果として1都市や1客船での集団免疫例が確立された訳です。さて、特に東京・名古屋・大阪等の大都市の状況が今後どうなるか、地方に住む外野としては注目して事態を見守るしかありません。

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