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2020年3月28日 (土)

3730  集団免疫2

Iギリスは、今度の新型ウィルスに対処するのに、初期にはどうやら集団免疫に期待する政策を取った様です。しかし、緩過ぎる対応でその後の急速な蔓延と、死者数の増加に対応できなかった結果それに耐えきれず、突然の厳しいロックダウン政策に切り替えた様なのです。それは、多分順番を間違えたとしか言いようがない結果だとは思います。つまり、集団免疫作戦は、感染爆発を起こしてしまってからの対応だとB漢市の二の舞になってしまうことを証明してしまったのです。感染に火が着いてしまってからロックダウンしたB漢市にしても、客船という箱をロックダウンの入れ物としていたクルーズ船にしても、一応管理されたロックダウンであった訳で、Iギリスの様に緩い管理では失敗に終わるという悪例になったと思うのです。
いずれにしても、有効なワクチンやウィルスの増殖を抑える薬ができるまでに私たちにできるのは、先ずはB漢市なり、クルーズ船なり、Iギリスのケースをしっかりと分析し、有効な教訓や知見を見つける事でしょう。もし、B漢市で本当に感染が終息していて、今後の同市での感染が逆に市外から持ち込まれたものであることが確認されるのであれば、その経過を正確にトレースすれば、IタリアやSペインなどの蔓延地域にも有効な指針になるでしょうし、今後爆発的に蔓延するかも知れないこの国にも良い情報になるでしょう。もしかすると、この国のやり方(つまりは、4日間の様子見を指示し、やたらとPCR検査を行わず、自宅での自然治癒を促す)が、一つの正解かも知れないので、可能な限りの追跡により陽性確認の経緯や感染の拡大傾向を正確に記録しておく必要もあるのでしょう。
ここでの結論としては、集団免疫政策を取るならば、感染のスピードを抑えつつ、長い時間をかけて集団免疫を形成すべき、というのがこれまでの教訓の様なのです。集団免疫作戦は、いずれにしても待ちの作戦の一つに過ぎず、ワクチンやウィルスそのものを抑える薬剤の開発などの攻めの作戦にも強く期待したいところではあります。勿論、人類と新たなウィルス(または病原菌)との戦いは、間違いなく今後も長くながく続く筈なのですが・・・。

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